小説家・お笑い芸人50人に聞きました! 大アンケート㉖
文字数 1,061文字
お互いに刺激と癒しを与え続ける「小説」と「お笑い」の世界。
「あの小説家にネタを作って欲しい!」「この芸人に小説を書いて欲しい!」
それぞれの世界で活躍する50名に、好きな小説・お笑いについてなど、気になるテーマで大アンケートを実施!
「この作家、あの人のファンだったの?」「この芸人の愛読書ってそうなんだ!」
あなたの推し芸人、推し作家との距離が縮まること間違いなし!
さて、気になる回答は――?
※本アンケートは、小説現代2022年12月号にて実施されました。
【お笑い芸人編】(回答順)
回答者のお名前
1. あなたの好きな小説ベスト3は?
2. あなたの好きな作家ベスト3は?
3. 小説を好きになったきっかけは?
4. どんな時に小説に触れますか? 選び方も教えてください。
5. 自由記述欄
※記載のない項目は未回答のものです。
回答者:カニササレアヤコ
1. 『ペンギン・ハイウェイ』『誰かが手を、握っているような気がしてならない』『転生回遊女』
2. 森見登美彦さん、前田司郎さん、小池昌代さん
3. 母が暇さえあれば本を読んでいる人だったので、自分も自然と読むようになりました。
4. 頭が疲れたとき、切り替えるために小説を読みます。そのときなりたい気分や浸りたい世界観、読みたい文体に合わせて本を選びます。子どもの頃から本が好きで、早稲田大学文化構想学部の堀江敏幸先生のゼミで小説の読み書きを学んでいました。
5. 雅楽は日本の伝統音楽ですが、曲の起源を辿るとインドのヴェーダや中国の四庫全書に行き着くなど、多様で深遠なルーツを持っています。文献を辿っていると、雅楽に繫がる広い世界や歴史を実感します。
伊坂幸太郎さん。伏線回収が鮮やかな長編スペクタクル漫才を書いてほしいです!
出版関係では以前文芸雑誌の「新潮」さんでエッセイを書かせて頂いたほか、雅楽の知られざる面白さを発掘する連載「驚愕の雅楽」も執筆中です。一般の人も楽しめて、知識としての入門書ではなく読み物として面白いような本がいつか作れたら嬉しいです。
カニササレアヤコ
1994年埼玉県生まれ。サンミュージックプロダクション所属。早稲田大学時代は、ゼミで小説の読み書きを学んでいた。趣味はピアノ・笙(雅楽)・バイオリンなど。特技はプログラミング、絶対音感でなんでもすぐ弾けること。
「小説現代」2022年12月号、大好評発売中!