小説家・お笑い芸人50人に聞きました! 大アンケート㊽

文字数 1,171文字

お互いに刺激と癒しを与え続ける「小説」「お笑い」の世界。

「あの小説家にネタを作って欲しい!」「この芸人に小説を書いて欲しい!」

それぞれの世界で活躍する50名に、好きな小説・お笑いについてなど、気になるテーマで大アンケートを実施!


「この作家、あの人のファンだったの?」「この芸人の愛読書ってそうなんだ!」

あなたの推し芸人、推し作家との距離が縮まること間違いなし!

さて、気になる回答は――?


※本アンケートは、小説現代2022年12月号にて実施されました。

【お笑い芸人編】(回答順)

回答者のお名前

1. あなたの好きな小説ベスト3は?

2. あなたの好きな作家ベスト3は?

3. 小説を好きになったきっかけは?

4. どんな時に小説に触れますか? 選び方も教えてください。

5. 自由記述欄

※記載のない項目は未回答のものです。

回答者:桃沢健輔 金の国


1. 米澤穂信『王とサーカス』、殊能将之『ハサミ男』、梶井基次郎『桜の樹の下には』


2. 米澤穂信さん、貴志祐介さん、森見登美彦さん


3. 高校の時に友達もいない辛い休み時間をできる限り楽しくしたくて小説に手を出そうと思い、その時本屋に平置きにされた本の中で一番厚くて読み応えと読む時間がかかりそうで暇を潰せそうな森見登美彦さんの『有頂天家族』を何の気なしに買って読んでみたらあまりの面白さに2日くらいで読み終わってからというもの、文学部を目指すほどには小説を好きになりました。


4. 今はもっぱら、仕事関係で遠くに向かう時の新幹線や飛行機の暇つぶしに読むことが多いです。映画も小説も、ホラーやミステリーが好きだとわかってからは大体その辺りを読むことが多いです。名作と呼ばれるミステリーを読んでいこうと思って、『王とサーカス』や『ハサミ男』などの作品に出会いました。

~お笑い芸人の皆さんに聞いてみました! お笑いのネタを書いてほしい小説家は? どんなものを書いてほしい?~


貴志祐介さん。よく、ホラーというジャンルとお笑いというジャンルは表裏一体だと言う人がいて、確かに芸人が作るネタにもホラーの要素が存分に入ったものが多く存在して、自分もつくったことがあるのですが、その逆にホラー小説の作家さんがお笑いのジャンルに手をつけることは中々ないかと思うので、密度の高いホラー作品を書く方のコントとか見てみたいなと思います。

~業界の人、必見!お笑い芸人が手掛けたい出版のお仕事~


俳句が好きなのでいつか句集を出したいとか思っています。

桃沢健輔 金の国

1993年新潟県生まれ。ワタナベエンターテインメント所属。渡部おにぎりとのお笑いコンビ「金の国」のネタ作り担当。「ツギクル芸人グランプリ2021」優勝。「マイナビLaughter Night」チャンピオンLIVEの7代目王者。

「小説現代」2022年12月号、大好評発売中!

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