『原因において自由な物語』/作家さんたちからの推薦コメント、一挙掲載!

文字数 923文字

メフィスト賞を受賞したデビュー作『法廷遊戯』が映画化、という鮮烈デビューを飾った五十嵐律人さん。

その五十嵐さんの『原因において自由な物語』文庫化にあたり、現在活躍中の作家のみなさまより推薦コメントをお寄せいただきました!

(コメントは単行本刊行時のものです)

●このミステリには、物語の持つ願いと意義が描かれている。

相沢沙呼

●国内外でブームの兆しを見せる〈〇〇〇ミステリ〉の、最先端にしてランドマークとなりえる物語。

青崎有吾

●法律家と本格ミステリ作家は、屁理屈を愛し、日々真剣に、屁理屈に向き合う仕事なのでしょう。

青柳碧人

●作家が「作家」を描くとき、そこには作者の小説観が滲み出る。これは、物語の力を信じる作者の決意表明だ。

阿津川辰海


●「法律家」と「作家」、著者の二つの顏からイジメ問題に真摯に取り組んだ、大胆不敵な意欲作!

井上真偽

●創作と現実を繋ぐ謎とそれを追う作家。魅力的な展開に最後までぐいぐい引っ張られる一気読みミステリ!

今村昌弘

●弁護士の手の届かない人を、物語が救うこともある。弁護士兼作家である著者の信じるものが垣間見えました。

織守きょうや

●あっという間に取りこぼされる世界で、誰もが着地の仕方を教えてほしい。この物語はその足がかりになるはずだ。

斜線堂有紀

●一介の作家として、ひどく胸が締め付けられた。ミステリを紡ぐ価値と、それを書き続けるべき理由とに。

周木 律

●中盤に物語の焦点(ルビ:フォーカス)が合ってからの興奮、そして一気読み……どうかこの計算され尽くした魔法を体験してほしい。

円居 挽

謎を解かなければ。

私は作家なのだから。

人気作家・二階堂紡季には、誰にも言えない秘密があった。
露呈すれば、すべてを失う。
しかし、その秘密と引き換えにしても、
書かねばならない物語に出会ってしまい――。

デビュー作『法廷遊戯』が映画化で話題沸騰!
注目作家が贈るリーガルミステリー。

五十嵐 律人(イガラシ リツト)

1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業、同大学法科大学院修了。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー。他の著書に、『不可逆少年』『六法推理』『幻告』『魔女の原罪』がある。

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