(6)春風亭昇太【岡部元信】

文字数 481文字

現代を代表する作家・漫画家・学者・舞台で活躍する芸人やタレントの方たちに、好きな戦国武将のアンケート調査を実施いたしました。

激動の令和において、人気のある武将は果たしてだれなのか?!

春風亭昇太(しゅんぷうてい・しょうた)


──1959年静岡県生まれ。落語家。82年春風亭柳昇に入門。86年、二ツ目に、92年に真打ちに昇進。98年に浅草芸能大賞新人賞、2000年に文化庁芸術祭大賞を受賞。

【わたしの好きな戦国武将】


岡部元信

桶狭間の戦いで主君今川義元が討たれた後も岡部元信は鳴海城に籠城して織田勢と戦い、最後は鳴海城の開城と引き換えに今川義元の御首級を織田信長に要求した忠義者。義元の棺と共に領国に戻る途中には織田方の刈谷城を襲い、城を焼き払って帰陣するという今川勢面目躍如の活躍は、桶狭間の戦いの中では唯一静岡県民の胸のすくエピソードである。


今川家衰退の後は武田氏の家臣となり、対徳川の最前線である遠州方面を任せられ徳川方を何度も撃退するが、最後は家康に取り囲まれ、万策尽きた高天神城から打って出て討死している。絵に描いたような、実に戦国武将らしい生涯だったと思う。

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