痛快無比! 人心沸騰! 歴史伝奇! 田中芳樹版『水滸後伝』
文字数 1,130文字
<『新・水滸後伝』とは?>
中国古典の大作『水滸伝』の後日譚として、17世紀に陳忱が描いた『水滸後伝』。幾度となく読み返し、その魅力を知る田中芳樹が、原典の面白さはそのままに、よりエキサイティングな物語へと再構成。全く新しい傑作『新・水滸後伝』を生み出す!
断言します!
『水滸伝』を読んだことがない方でも、
中国の歴史が苦手な方でも、
このヒーローたちの物語は気持ちよく読めます!
2020年末、ついに「創竜伝」シリーズ完結篇『創竜伝15<旅立つ日まで>』を上梓された田中芳樹さん。ファンの皆さんの興奮冷めやらぬ中、田中さんが半世紀にわたり思いを募らせ、執筆された中国歴史伝奇『新・水滸後伝』が文庫となって登場いたします。
カバーイラストに描かれた好漢たちは、悪い権力者に敗れ、多くの仲間を失った者ばかり。ところが腐敗し続ける政治を見かね、彼らは再び反旗をひるがえします。
好漢たちのカッコよさ、圧倒的な力に挑む心、魅力的な敵、見応え十分の大活劇、人智を超えた妖術との対峙……次から次へと見どころが訪れ、楽しく読み進めることができます。
田中作品の他の大人気シリーズを読んで心が躍ったという方も多いことでしょう。本書でも同じような読書体験が待っています。
読まないなんてもったいない。『新・水滸後伝』を手にとってみませんか。
『水滸伝』とは
時代は中国北宋末期。高い志を持ちながらも、社会からはじき出され、梁山泊に集った豪傑108人が、民を虐げる悪い権力者に立ち向かって大活躍する熱血大河ドラマ。
日本には江戸時代に入ってきて読まれるように。江戸後期の読本作者・曲亭馬琴は『水滸伝』の構想を借り、長編伝奇小説『南総里見八犬伝』を書き上げた。
◆『水滸伝』を読んでみたいあなたに◆
★駒田信二 訳『水滸伝』(一)~(八)
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★柴田錬三郎『柴錬水滸伝 われら梁山泊の好漢』(一)~(四https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000160282
★吉川英治『新・水滸伝』(一)~(四)
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★嵐山光三郎『水滸伝 痛快 世界の冒険文学』
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000199511
★井波律子 訳『水滸伝』(一)~(五)