トップAV男優が書く「処女小説」。 新時代の官能小説がヤバい!
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みなさん、「官能小説」って読んだことがありますか? バスローブを着たおじさんが、ホテルでブランデーグラスを回しながら若い女性を……とか、そんなイメージがあるならばそれは古い! 古すぎます! 今、時代は令和です!
現在発売となっている、電子書籍「読むエクスタシー 新・官能小説集」を読んでみると、そんな古い「官能」の価値観がガラッと変わります。そもそも、なんと表紙を飾るのは元AKBの光宗薫さんです。
おじさんたちが楽しむ「エロい」小説たちが席巻していた昭和の時代は通り過ぎ、女性も自由な発想で楽しめる官能小説が文学的にも評価されているのは、第20回を数える「女による女のためのR-18文学賞」(主催:新潮社 *現在は「性」をテーマには限定していません)の受賞作家・作品の人気を見ればわかります。
では、今の時代の「官能小説」とはどういうものなのか!? こちらの「読むエクスタシー」の執筆陣と内容の一部をご紹介します。
・直木賞作家・桜木紫乃さんが書くのは、豪華客船に乗り込んだストリッパーが過ごす数日の物語。
・元アイドルの作家・大木亜希子さんは、レズビアン風俗の魅力に目覚める女性が主人公の小説を。光宗薫さんの扉写真が、物語世界を深く表現しています。
・1000人斬りのトップAV男優・森林原人さんは、AV男優の第二の人生をモチーフに、今回のために、初小説を書きおろしてくれました。
・「全裸監督」の原作者である本橋信宏さんは、トップセクシー女優相沢みなみさんの自伝的小説を。
それ以外にも、本屋大賞ノミネート作家、江戸川乱歩賞作家など、多士済々な才能が書く、令和の官能小説は、新しい魅力に満ち溢れています。
エロス(性&生)とタナトス(死)について考えさせられる文学的な作品から、女性ならではの視点から書かれたジェンダー小説、そして、心のひだによりそうような官能的作品まで……。
「読むエクスタシー」は今なら電子書籍で499円(税込)!
新しい官能の扉を開いてみませんか?
<掲載作品>
桜木紫乃 「フィクション」
丸木文華 「ジンとシャリ」
黒木 渚 「げんざい」
赤松利市 「脳汁ドバドバ」
夏樹玲奈 「シスター」
大木亜希子 「MILK」
大木亜希子×光宗 薫 「対談 いまを支える、過去の自分」
小野寺史宜 「坂田夫妻」
図子 慧 「ライトニング」
森林原人 「AV男優ほどつぶしのきかない職業はない」
神津凛子 「肌」
本橋信宏・相沢みなみ 「私小説ー相沢みなみ/対談 思わず溢れた、AV女優の涙」
*この官能小説集は「小説現代」7月号に特集として掲載された作品をまとめたものです。