10月の講談社文庫は猫だらけ。3冊ご紹介!

文字数 917文字

写真:新美敬子『世界のまどねこ』より 

ねこぶんがく、「ねこぶん」

猫が登場する本をご紹介!


10月の講談社文庫は猫だらけ!

猫が登場する本が3冊もあります。

全国の猫好きのみなさま、きっと、あなた好みの猫が見つかります…!

『世界のまどねこ』 新美敬子・著

窓辺で猫は、光と風を感じながら過ごしている。世界を旅するフォトグラファーが出会った「まどねこ」たち。


猫は窓が大すき!

ファドが好きならここがいいよ、と小劇場の窓に誘ってくれた君/ポルトガル。

運河の橋のたもとでジャスセッション、窓辺の君もステップを踏み始めた/オランダ。

朝、昼、夜の光が町も猫の表情も変える。猫フォトいっぱい、とびっきりの猫フォトエッセイ。

オールカラーの文庫オリジナル。




『猫は知っていた』 仁木悦子・著

「日本のクリスティ」と称され、綾辻行人氏、有栖川有栖氏などからも絶賛されている著者、江戸川乱歩賞受賞の傑作が新装版で登場!


仁木雄太郎・悦子の素人探偵兄妹が巻きこまれた奇妙な連続殺人事件。

怪しげな電話、秘密の抜け穴、蛇毒の塗られたナイフ、事件現場に現れる一匹の黒ネコ。

好奇心溢れる悦子のひらめきと、頭脳明晰な雄太郎の推理が真相に迫っていく。

鮮やかなトリック、そして児童文学作家でもある著者ならではの心和む文体が魅力!

『お江戸けもの医 毛玉堂』 泉ゆたか・著

日本歴史時代作家協会新人賞、細谷正充賞受賞の気鋭がおくる、心温まる時代小説の傑作。


ここは、動物の病を癒し、飼い主の心も救う場所。江戸の世に、夫婦で営む動物専門の養生所があるという――。

谷中感応寺の境内に居を構える「毛玉堂」は、けもの専門の養生所。腕は確かだが不愛想な医者の凌雲と、しっかりもので動物好きなお美津を頼りに、今日も問題を抱えた動物たちがやってくる。治療を通して浮かびあがる、人と動物の温かな絆は、悩める飼い主たちの心も癒していき――。




まだまだ続く、ねこぶんがく。


11月の講談社文庫は3冊の猫本!


泉ゆたかさん「毛玉堂」第2弾、『玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂』

三國青葉さん 新シリーズ『福猫屋 お佐和のねこだすけ』

ジャンニ・ロダーリ 『うそつき王国とジェルソミーノ』


発売は11月15日。

お楽しみに~!


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