『サーキット・スイッチャー』(安野貴博)

文字数 995文字

いま話題のあの作品を、マンガでひとかじり!

ブックソムリエ猫のスピンと、飼い主シオリが話題の本をあーだこーだとご紹介します。

気になった作品があったら、ぜひ本をお手にとってくださいね。


今回ご紹介するのは、サーキット・スイッチャー(安野貴博)

狭間シオリ:アラサー会社員

スピン:ブックソムリエ猫

シオリ&スピンのアフタートーク!

「首都高爆走ノベル」の『サーキット・スイッチャー』、自動運転車を使った誘拐事件をめぐるお仕事小説でもあったよね。女性としては、はじめは渋々関わり始めたGoogum社・岸田さんの活躍ぶりが気持ちよかった!
ボクは自動運転車の事故で身体の自由を失った刑事・安藤の漢気に共感したのと、唯一理系キャラじゃなくて親近感が持てるところもよかったな。
読後に思い返すと、各々のキャラクターと事件とのかかわりに納得感が増す構成……なんていうか、これは説明するより読んだほうが早いね! 読むとそんなに難しく感じないから。
著者自身がアルゴリズム開発を手掛けるエンジニアなんだよね。物語の舞台は7年後に迫ってる。7年後って、まだまだ先のようで、すぐなんだろなぁ。
自動運転技術がそのころどうなってるか、答え合わせをしてみたいね。
今回紹介した本は……


サーキット・スイッチャー

安野貴博

早川書房

1870円(1700円+消費税10%)

描いた人:藤沢チヒロ@uwabamic

登場人物紹介

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