『古本食堂』(原田ひ香)

文字数 1,188文字

いま話題のあの作品を、マンガでひとかじり!

ブックソムリエ猫のスピンと、飼い主シオリが話題の本をあーだこーだとご紹介します。

気になった作品があったら、ぜひ本をお手にとってくださいね。


今回ご紹介するのは、『古本食堂』(原田ひ香)

狭間シオリ:アラサー会社員

スピン:ブックソムリエ猫

シオリ&スピンのアフタートーク!
楽しかったね~、神保町散歩!
うん、ボク電車でおでかけするの好き!
小説の舞台になってるすずらん通り商店街、入ったらすぐに、第五話に出てきた焼きそばの「揚子江菜館」があって、そうか、「鷹島古書店」はここからすぐのところにあるんだな~って、テンション上がっちゃった。
小説に店名は出てこなかったけど、美希喜がピロシキをお土産に買ったロシア料理店もすぐわかったね。

「澤口書店」さんに行って、美希喜が欲しかった本を探してみたけど全然わからなかったり、三省堂を裏口から入って、珊瑚さんはここをドキドキしながら歩いたのか…なんて思ったり。

商店街のなかで聖地巡礼満喫できて、得した気分!

そういえば、すずらん通りに不思議な本屋さんがあったでしょう。
うん。「PASSAGE」っていうまだ新しいお店。書棚ごとにオーナーが違う共同書店、面白かったね。書評家さんや作家さんが、自著やおすすめの本、インディーズ本なんかを並べてる。貴重なサイン本もあったりして…
つい買っちゃう…
買ったねぇ…! スピン、今日は完全に予算オーバーだったね。
神保町には、本好きを虜にする魅力があるんだ! ボクはあの街の魔力に抗わない!

開き直ったね…でも、たまにはいいんじゃない?

それにしてもボンディのカレー食べたかったなぁ、あんなに行列してるなんて… 次は絶対食べるんだ!

食いしん坊も虜にしてるなぁ、神保町!
今回紹介した本は……


『古本食堂』

原田ひ香

角川春樹事務所

1760円(1600円+消費税10%)

描いた人:藤沢チヒロ@uwabamic

登場人物紹介

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