『六法推理』(五十嵐律人)

文字数 1,082文字

いま話題のあの作品を、マンガでひとかじり!

ブックソムリエ猫のスピンと、飼い主シオリが話題の本をあーだこーだとご紹介します。

気になった作品があったら、ぜひ本をお手にとってくださいね。


今回ご紹介するのは、六法推理(五十嵐律人)

狭間シオリ:アラサー会社員

スピン:ブックソムリエ猫

シオリ&スピンのアフタートーク!

スピン、高級小魚買ってきたよ~、一緒に食べよ!
勝手に食べてごめんね。

む~~~、仕方ない、許す!

シ:訴えを退けてもらえた、よかったよかった~…

『六法推理』の作者って、現役の若手弁護士さんってことで話題だよね。

シ:うん。作中に法律の蘊蓄がちりばめられてる。古城は基本、法律知識で事件を解明しようとするけれど…
戸賀の閃きのほうが先を行ってて、古城の知識がそれを補強する感じ…むしろ戸賀が古城を利用してる構図なんだよね。
古城は法律知識と客観力、戸賀はコミュ力と行動力で、互いを補い合ってる。戸賀の「おしかけ助手」キャラ、私好きだなー!
戸賀ちゃんは基本的に、友情のために動く子なのが好感度高いよね。あと節約してるとこ。
うんうん。あとね、『六法推理』は大学のゼミ室が拠点だったけど、部室とか、行きつけの店が出てくる「たまり場もの」なのもお気に入り!
デビュー作の『法廷遊戯』も青春ミステリの傑作だよ。作者の司法修習生時代の作品なんだって。

そうなんだ、気になるな~! 読んでみるね!

今回紹介した本は……


六法推理

五十嵐律人

KADOKAWA

1870円(1700円+消費税10%)

描いた人:藤沢チヒロ@uwabamic

登場人物紹介

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