小説家・お笑い芸人50人に聞きました! 大アンケート㊱
文字数 1,199文字
お互いに刺激と癒しを与え続ける「小説」と「お笑い」の世界。
「あの小説家にネタを作って欲しい!」「この芸人に小説を書いて欲しい!」
それぞれの世界で活躍する50名に、好きな小説・お笑いについてなど、気になるテーマで大アンケートを実施!
「この作家、あの人のファンだったの?」「この芸人の愛読書ってそうなんだ!」
あなたの推し芸人、推し作家との距離が縮まること間違いなし!
さて、気になる回答は――?
※本アンケートは、小説現代2022年12月号にて実施されました。
【お笑い芸人編】(回答順)
回答者のお名前
1. あなたの好きな小説ベスト3は?
2. あなたの好きな作家ベスト3は?
3. 小説を好きになったきっかけは?
4. どんな時に小説に触れますか? 選び方も教えてください。
5. 自由記述欄
※記載のない項目は未回答のものです。
回答者:カモシダせぶん
1. 『熱帯』『インサート・コイン(ズ)』『スロウハイツの神様』
2. 詠坂雄二、森見登美彦、乙一
3. 中学校の朝読書の時間で好きなドラマ「TRICK」のノベライズを読んでから。
4. 電車やバスの移動中、寝る前、外食で食事を待つ時が多いです。普段書店でも働いてるので勤務中に新刊チェックしてます。
5. いつも書店でお世話になっております。講談社さんのおかげもあって食いっぱぐれないで済んでおります。また個人的には講談社ブルーバックスのファンでもあるのでブルーバックスコーヒーのマグカップ、ゲットできて嬉しかったです。
①東野圭吾さん。東野さんの小説で一番好きなのが短編集の『超・殺人事件』なんです。何せ笑える話のクオリティがめちゃ高い。超高齢化社会殺人事件みたいなコント、超理系殺人事件みたいな漫才を書いてほしいです。 ②早坂吝さん。お笑いやってる人間からしても強烈な「尖り」を感じます。エゲツないけど誰もやってない下ネタを書いてほしいです。 ③降田天さん。現状コンビでやられてる作家さんであんなにコンビネーションがしっかりしてる小説家さんは他に思いつかないので。突飛な設定だけど言いまわしが丁寧なコントや漫才が見たいです。
~業界の人、必見!お笑い芸人が手掛けたい出版のお仕事~
全く売れてないのに何故かオンラインサロンをやってます。『カモシダせぶんの読書倶楽部』という本好きの方に向けたものです。今後は現役書店員芸人ならではのエッセイや、書評のお仕事も沢山やりたいです。
カモシダせぶん
1988年神奈川県生まれ。松竹芸能所属。書店で働きながらお笑い芸人として活動する書店芸人。特技は速読。ブログにて1000冊近くの本を紹介している。学生ビブリオバトルの司会なども務める。2021年「小説すばる」9月号にエッセイを寄稿した。
「小説現代」2022年12月号、大好評発売中!