「聴く小説」と「読む音楽」を届けるボーダレスデュオがデビュー！？

　「聴く小説」と「読む音楽」を届けるクリエイター集団「いろはにほへと」から小説家・真下みこととシンガー・みさきによる女性デュオ「茜さす日に嘘を隠して」（＝以下アカウソ）、小説家・青羽悠とシンガー・Shunによる男性デュオ「青く滲んだ月の行方」（＝以下アオニジ）が7月28日（水）に新曲と小説の第一話をそれぞれリリース！

　「いろはにほへと」とは、講談社とエイベックス・エンタテインメントがタッグを組んだ新プロジェクト。互いにリンクした楽曲と小説を同時にリリース予定。

　「可能性は無限」と鼓舞され、「自由」というプレッシャーを課せられた「自由不自由世代」から誕生した平均年齢21歳の小説家とシンガーによる2 組のデュオからスタートします。

　アカウソの小説執筆・作詞を手がける真下みことは、2020年『＃柚莉愛とかくれんぼ』で第61 回メフィスト賞を受賞しデビューした新人作家。現在早稲田大学大学院に在学中。

　みさきは、TikTokのフォロワー数が40万人を誇る10代を代表するネクストシンガー。

　小説第一話「さんざんな朝」はnoteにて無料公開。

　自分の気持ちに正直に生きたいけれど、私だけが何にもなれずに取り残されていくーー。就職活動と比例するようにこじれていってしまう彼氏との関係もリアルに描写された、理想と現実の狭間で揺らぐ、共感度120%の青春小説です。

　小説とリンクする1st配信シングル「さんざんな朝」は、自分の気持ちに正直に生きたいけれど、何にもなれずに取り残されていく焦燥にかられた就職活動中の女子大学生を描いた楽曲。

　作曲は、LINE MUSIC でリアルタイムランキングTOP10にも躍り出たボカロP・yamadaが手掛けます。軽快なピアノとシンセのサウンドに抜け感のあるみさきの歌声が光る作品。

　アオニジは、2016年『星に願いを、そして手を。』にて、16歳で小説すばる新人賞を史上最年少受賞した現役京大生作家・青羽悠と、文化祭時の弾き語り動画が、1本で370万回再生を突破し、その透明度の高い歌声に注目が集まるShunで構成。

　恋人と別れて「悲しい」、サークル活動が「楽しい」、あの会社に「就職したい」。それは、本当に自分の感情なのかーー。もしかして、世間から期待される自分を演じただけだったんじゃないのか。

個性と情熱が賛美される2000年代で自分を見つけることができない若者の静かな叫びを描いた痛切な小説。

　1st配信シングル「端正な夜」は、サークルも就職活動も恋愛も何もかも要領よくこなし、一見順風満帆に見える男子大学生が、世間から期待される”自分”と本来の”自分”の境界線にもがく姿を描いた楽曲。

　作曲は、Lily&GUMI 楽曲コンテストで特別賞・最優秀賞の受賞経験のある人気 ボカロ P・葵木ゴウ。作詞は、メンバーの青羽悠が手掛ける。切ないロックサウンドとシンガー・Shun の透明度の高い歌声が共鳴しあう作品となっている。

7月23日（金）にそれぞれの歌詞が先行公開されると、歌詞サイトのリアルタイムランキングでそれぞれ1位、2位を獲得するなど、早くも注目を集めています。

アカウソ、アオニジは1年間にわたって、それぞれ5話・5曲をリリース予定。2組の世界や各小説がリンクし生まれる新しい世界にも注目。

まずは、茜さす日に嘘を隠して「さんざんな朝」と青く滲んだ月の行方「端正な夜」の「聴く小説」と「読む音楽」を是非チェックしてみてください！