「ジャーロ」は今号よりリニューアル。そして「無料お試し版」を始めます!
文字数 1,259文字

こんにちは。アランです。
相変わらず寒い日が続きますね。ぼくもちゃんと冬毛を装備してますのでなんとか対応してますが、それでも朝の寒さ、特に冷たい床は大の苦手です。
「お腹すいたな……ご飯食べたい。でも布団から出たくない……」と、毎朝、食欲とぬくぬく朝寝の二つの欲求の間で揺れ動いています。前回書いた知り合いのお宅の床暖房が我が家にも欲しい!
コロナ・オミクロン株の感染が拡大していて、「ジャーロ」編集部でも在宅勤務が増えています。
猫として在宅は基本的に得意なのですが(いくらでも家で寝ていられます。勤務中だから寝ちゃいけないのですが……)、賑やかな編集部で編集長や先輩たちのばか話が聞けないのはちょっと寂しい気もします。
さてさて、自宅で過ごす時間が増えた皆さんの強い味方でありたい「ジャーロ」。
新しい年の1冊目となる今号から4作の新連載が始まります。
新連載はこちら!
竹本健治氏は、幕末の偉才・鍋島直正を主人公に佐賀藩を描く時代長編「話を戻そう」。
辻堂ゆめ氏は、市役所でカウンセリングをする臨床心理士が主人公の長編「2020心の相談室」を。
そして、古野まほろ氏が究極のロジックを展開させる連作「ロジカ・ドラマチカ」。刺激的で魅力的な物語をお楽しみください。

白井智之氏「奈々子の中で死んだ男」、
岩井圭也氏「蟻の牙」、
阿津川辰海氏「六人の激昂するマスクマン」という、
切れ味抜群の3編をラインナップです!

新しいコンテンツとして、著者と担当編集者が本の制作の裏側や楽屋話を展開する「アフタートーク 著者×担当編集者」。第1回は光文社より刊行された『新世代ミステリ作家探訪』の著者&編集者が登場です。
また、AuDeeで独占配信中の犯罪ドキュメンタリーとタイアップして番組情報をお届けする「『トゥルークライム アメリカ殺人鬼ファイル』の舞台裏」もスタート。
さらに、稲田豊史氏の「ミステリーファンに贈るドキュメンタリー入門」、杉江松恋氏の「日本の犯罪小説 Persona Non Grata」、千街晶之氏がコロナ禍のなかのミステリーの変化を探る「ミステリから見た『二○二○年』」など、読み物がさらに深く広く、充実しました。
粒ぞろいの新連載を、ぜひ第1回からお読みください。
さらにご報告です。
「ジャーロ」は今号より、無料試し読み版「ジャーロ dash(ダッシュ) 」を始めます!
エッセイや評論、マンガ、新刊ミステリー書評や最新映画レビューなどの情報ページを、「ジャーロ dash」では無料で読むことができます。また、長編連載、連作短編、読み切り短編の小説も、冒頭部分を試し読みできます!