『Cocoon 修羅の目覚め』/夏原エヰジ 1巻まるっと太っ腹試し読み⑨

文字数 7,059文字

最強の花魁×異形の鬼!

人気シリーズ「Cocoon」の第1巻『Cocoon 修羅の目覚め』をどどーんと太っ腹に1巻まるまる試し読み! 


毎日1章ずつ公開していく「毎日コクーン」、第9回めです!


 昼七ツを過ぎ、吉原に夕暮れが訪れる。瑠璃の座敷にはぽつり、ぽつりと妖たちが集まってきていた。


 山姥の露葉、髑髏のがしゃ、信楽焼の付喪神であるお恋、袖引き小僧の長助が、座敷に錦絵を広げ、やいのやいのと騒いでいる。猫又の白も顔を出していたが、油坊が山から下りてきていないと知るや、酒がない上にまた道中に引っ張り出されてはごめんだと、瑠璃に見つかる前にこっそり逃げ出していた。


「ほら、見てごらんな。瑠璃の新しい絵が刷られたってんで、店先から一枚いただいてきたんだよ」


 露葉は盗みを働いたことをさらりと白状したが、気に留める妖はいない。姿の見えない妖にとって、気になるものをくすねてくることは日常茶飯事であった。


「どうだい、北尾政演(きたおまさのぶ)先生の作だってさ」


 吉原で絶大な人気を誇る瑠璃は、様々な絵師によって競うように姿を描かれていた。


 錦絵に描かれた瑠璃は、色彩豊かな衣裳に身を包み、高下駄を履いて一人で仲之町に佇んでいる。裾は風を受けたように涼しげになびき、しっとりとした笑みと流し目が印象的だ。


「うわあ、きれえですねえ。花魁の雰囲気がよく出てますよ」


 狸姿のお恋は目を輝かせ、身を乗り出すようにして錦絵に見入った。ふさふさした茶色の尻尾が、興奮気味に揺れている。


「そうかあ? あんま似てねえけど。瑠璃はもっとこう、きっつい感じだろ」


 頭蓋骨だけのがしゃがカタカタと口を挟む。


 言い終わるが早いか、がしゃは背後から瑠璃につかまれ、三ツ布団に向かって力任せにぶん投げられた。頭蓋骨が深々と布団にめりこむ。


「ぎゃあ、何すんでい」


 がしゃに仕返しをしてすっきりした瑠璃は、ぱんぱんと手を払った。


「錦絵なんて似てないのが普通だろ。衣裳は確かに、前着たものに似てるけどさ」

「ふふ。瑠璃、少しはいつもの調子に戻ってきたみたいだね」


 露葉が安堵したように微笑んだ。


 千住での鬼退治を終えてからどことなくぼんやりしていた瑠璃を、露葉は気にかけていたのだった。


 妖は全員、瑠璃を食い入るように見た。


 普段から呼ばれなくとも部屋に遊びに来る妖たちは、それぞれ表現方法は違えど、てんでに瑠璃を心配していたようだ。


 瑠璃はふん、と仏頂面で腰を下ろした。


「こないだは楢紅を使ったから、ちと疲れてただけさね」


 主従の契約によって楢紅を召喚することができる瑠璃だったが、強すぎる呪いの力を使役するのには、激しい心身の消耗が伴う。


 顔に負った傷のこともあり、千住での戦闘の後、見世に完全に復帰するのに五日もかかってしまったのだった。


「妖刀にしろ行灯部屋の生き鬼にしろ、お前はおっかねえモンばっかり持ってるのな」


 がしゃがどういう仕組みか、頭蓋骨の姿で毬(まり)のように跳ねながら、座敷へと戻ってきた。瑠璃は眉をひそめる。


「骨だけのお前に言われたかないよ」


 がしゃは笑ってそのまま無遠慮に、瑠璃の膝上に収まった。


「この前の鬼は、岡場所の女郎の成れの果てだったんだろ。楢紅を使うのもそうだが、お前さんにとっちゃしんどいことだったろうさ」


 露葉が気遣うように瑠璃の顔を見る。


「遊女ってさ、死ぬと蝶になるって言われてるよね。その女(ひと)は蝶になれなかったのかなあ」


 長助の言葉に、お恋は目を輝かせた。


「そうなんですかっ。じゃあ花魁が死んだら、さぞや綺麗な蝶になるんでしょうね」

「縁起でもないこと言うんじゃねえよ」


 瑠璃はお恋をぎろりと睨んだ。お恋はしまった、という顔で即座に縮み上がる。


「かか、瑠璃は殺されたって死ぬタマじゃねえよ。妖にでもなって、俺らの仲間入りするんじゃねえの?」


 がしゃが笑いながら言うので、瑠璃は膝上にげんこつをくらわせた。


「わあ、そしたら楽しそうですね。あ、でも、そうなったらこの部屋は花魁のものじゃなくなっちゃいますよね。どこに集まったらいいでしょう」


 お恋の的外れな問いに瑠璃はどっと疲れを覚え、突っこもうと開きかけた口を閉じた。


「遊女が死んで蝶になるというのは、あくまで伝説じゃ。本当にそうなったら、廓は蝶だらけになってしまうじゃろうが」


 大きな欠伸をしながら、奥から炎がやってきた。どうやら納戸で昼寝をしていたようだ。長助の隣に歩いてきて、錦絵をじっと見ながら香箱座りをした。


「花魁、入るよお」


 廊下から声が一つしたかと思うと、襖が開いて栄二郎が座敷に入ってきた。集まっている妖たちを見て目を丸くする。


「皆、また来てたんだね。花魁はほんとに人気者だなあ」


 にこにこしながら文の束を差し出す。


「はい。文屋(ふみや)さんから預かっておいたよ。また返事を出さなきゃだね」

「うわ、またこんなに。しばらく休んでた分も溜まってるってのに」


 瑠璃は倦(う)み果てた顔をして、嫌々ながらに束を受け取った。またも始まる文との格闘を考え、放心状態になる。


「あっ。露葉さん、それって新しい錦絵?」


 現実逃避中の瑠璃を尻目に、栄二郎は目ざとく錦絵を見つけた。


「そうさ。刷り上がったばっかりみたいだけど、もう売り切れ寸前だったんだよ」


 露葉の口ぶりはどこか自慢げだ。


「綺麗だねえ。政演先生の絵かな」


「んなっ。栄二郎さん、見ただけで誰が描いたかわかるんですか」


 びっくりしたようにお恋が尋ねる。栄二郎は大きく頷いて顔をほころばせた。


 名前が書いてあるじゃねえか、と茶々を入れたがしゃに、瑠璃は無言で手刀を叩きこんだ。


「栄二郎は絵の天才なんだよ。ここの張見世部屋に龍の絵が描かれてるの、知ってるだろう。あれは栄二郎が描いたのさ」


「えぇっ」


 狸はさらに面食らった。


「あんな立派な龍を。すごいすごいっ。誰に弟子入りしてるんですか?」

「ううん、教わってはないんだ。小さい頃から地面に落書きとかしてて。あの龍はなんかこう、描いてみたらああなったっていうか」

「ここの楼主が栄二郎の落書きを見て、これは才能の塊だって、張見世の絵を一新するのを任せたんだってさ。確か、瑠璃が来てすぐのことじゃなかったかね。だから栄二郎が十の時か」


 露葉が言葉足らずな栄二郎の説明を、丁寧に補足してやる。


「ひぇぇっ」


 長助は、びっくりしすぎるとまた信楽焼に戻るんじゃないかなあ、などと思いながら、白目を剝いた傍らの狸をぼおっと見つめている。


「栄二郎も瑠璃を描いてみたらいいじゃねえか。いつもよく見てるお前なら、いい具合に描けるだろ」


 瑠璃の膝に収まったがしゃが言う。


「それもそうじゃのう。栄二郎よ、お前さん、まだ瑠璃は描いたことがないのであろう?」


 炎もがしゃの提案に乗ってきた。


「どうせなら、わじるしを描いてみるってのはどうだ。瑠璃の人気とお前の腕なら、飛ぶように売れるだろうよ」


 わじるしとは春画のことである。


 楽しげに笑うがしゃの頭上からぐわ、と瑠璃の手が下りてきた。目の窪みに指をかけられたかと思うと、次の瞬間、がしゃは開いた窓から空に向かって、光の速さでぶん投げられた。


「あぁぁ……」


 頭蓋骨は情けない悲鳴を上げながら、見事な放物線を描き、夕暮れの彼方へと消えていった。


 座敷にいた一同はおぉ、とか、あぁ、とか感嘆しながら窓の外を眺めている。栄二郎は照れているのか、ほんのり赤くなっていた。


 瑠璃は一仕事終えたと言わんばかりに息を吐いて、再び手をぱんぱんと払う。


 そこに、がしゃの悲痛な叫びを聞きつけた豊二郎がやってきた。


「おい、何の騒ぎだよ……あっ、また夜見世前の忙しい時にぐだぐだしてやがる」


 たむろする妖や広げられた錦絵を見た豊二郎は顔をしかめた。


「お前は遣手婆(やりてばばあ)かっての」


 瑠璃の突っこみを無視して、豊二郎は弟に向きなおった。


「栄っ。お前までまたこんなとこで怠けやがって。錠さんがお前のこと探してたぞ」

「ごめん、兄さん」


 栄二郎はしょんぼりとうなだれた。


「いつも何かってえと、ここに居座って。お前も喜助見習いの身なんだから、遊女の部屋でのんびりするのが仕事に障るってことくらい、わかるだろっ」


 双子の兄に盛大に怒鳴られ、栄二郎は目に涙を浮かべた。露葉が慌てて栄二郎の肩をさすってやる。


 瑠璃は立ち上がったままため息をついた。


「そんなでかい声出すことないだろう。お前はなんでもかんでも目くじら立てて、どんだけ虫の居所が悪いってんだい。ただでさえいつもしかめっ面なのに、そんな眉間に皺作ってたら、お客まで怖がっちまうよ」


 すると、豊二郎は弟を睨みつけていた目を瑠璃へと向けた。


「うるせえよ。大体、あんたが図に乗ってるからいけねえんだ。他の姐さんらが忙しく客を取ってる時だって、簡単に休んで妖と遊んで。そうやってふらふらしてるから、栄を甘やかしちまうんだよ」


 瑠璃は片眉を吊り上げた。


「……お前、誰に向かって口利いてると思ってるんだえ。わっちが図に乗ってるだって?」


 栄二郎と妖たちは瑠璃の静かな怒りを感じ取り、おろおろし始めた。炎も瞳孔を細くして、二人のやり取りを見つめている。


「ああ、そのままの意味だよ。花魁だからってもてはやされて、さんざ好き放題して、その上黒雲の頭なんか気取って。錠さんと権さんに、大概のことは任せっきりのくせに」


 豊二郎は蔑むような目つきで、畳の上に広げられた錦絵を見た。


「そんな色とりどりの錦絵にも描かれて、さぞいい気分だろうな。でもこんなの、あんたにはちっとも似てやしない。誰が描いたって同じさ、だってあんたは人じゃねえ。いくら人の面を被ってても、中身は鬼なんかよりよっぽど質(たち)が悪いんだから。本当の鬼はどっちだ、って話だよ」

「何だと?」

「千住の鬼だって、いとも簡単に殺しちまった。しかも楢紅を使って、地獄より辛い責め苦にあわせたんだ。自分と同じ境遇の女だったのに」


 豊二郎はさらにまくし立てた。口の端を歪ませ、蔑んだ顔を再び瑠璃に向ける。


「あんたは鬼を殺すのを楽しんでるんだろ。いつも鬼退治の時は愉快そうだもんなあ? あの時だって、あんたは鬼が苦しんでるのを見ながらほくそ笑んでた。自分は吉原で最高級の呼び出し昼三で姫様のように扱われて、かたや岡場所の、ましてや端女郎だ」


 瑠璃は口を閉ざした。その顔からは表情が失せ、冷えた眼差しで豊二郎を見下ろしている。


「こないだ津笠さんの部屋で話してるのが聞こえたぜ。鬼を殺すことに何の躊躇いもないくせに、鬼の心が知りたいだなんて、しおらしいこと言ってみせて。そんな振りなんてやめちまえよ。あんたなんかに、苦界に身を落とした女たちの本当の気持ちがわかるもんか。鬼になった奴らの心がわかるもんか」


 豊二郎は叫ぶように吐き捨てると、部屋を飛び出していった。


 栄二郎はその背中と瑠璃の横顔をあたふたと見比べていたが、やがて兄の後を走って追いかけていった。


 座敷は水を打ったように静まり返った。


「……瑠璃、気にすることはないよ」


 露葉が言葉に迷いながら、そっと言った。


 瑠璃は無表情のままだ。


 頰に手を当て、露葉は思案げに言葉を重ねる。


「豊二郎と栄二郎の母親って、浄念河岸(じょうねんがし)の鉄砲女郎(てっぽうじょろう)だったんだろう? 千住にいた鬼と自分の母親とを、重ねて見ちまったのかもしれないね」


 吉原の両端にある東の羅生門(らしょうもん)河岸、西の浄念河岸では、鉄砲女郎と呼ばれる最下級の女郎が客を引き、線香一本が燃え尽きるまでの時間を百文で売っていた。


 豊二郎と栄二郎は、鬼になってしまった鉄砲女郎から生まれ落ちた子どもである。


 身寄りのない双子は黒羽屋で引き取られることになり、お喜久との間に子がいない幸兵衛に、我が子同然に可愛がられて育った。幸兵衛は双子を正式な養子としたく考えていた。しかしお喜久は、双子の血縁をもって強力な結界を張れる二人を、あくまでも黒雲の構成員として扱っていた。


 弟の栄二郎は穏やかであるが、兄の豊二郎は正反対の性格だった。特に瑠璃が黒雲の頭領であることが気に入らないらしく、嚙みつくような態度ばかりとっていた。それが証拠に、豊二郎が瑠璃を頭と呼んだことは、今まで一度もない。


「あの双子は廓で生まれ、廓の妓たちを見て育った。おまけに母親は、鬼になった女じゃ。弟の栄二郎は楽天家じゃが、豊二郎はそれ、色々と考えすぎなことも多いからのう」


 炎が瞬きをしながら、誰にともなく言う。


 瑠璃は目を閉じ、小さく嘆息した。


「お前たち、悪かったね。せっかく来てくれたのに、みっともないとこ見せちまった。気を悪くしないでおくんな」

「いえ、いえいえっ」


 お恋が手をぶんぶん振ってみせる。瑠璃はそれを見て表情を少し和らげた。


「あんなに怒って、おいらが見えなくなったら寂しいなあ」


 長助の口調は相変わらず緩い。


「見えなくなったらって?」

「ほら、おいらって、袖引き小僧だからさあ」

「……はい?」


 一同は謎々を解くような面持ちで長助を見ていたが、しばらくしてお恋がぽん、と手を打った。


「あ、そうか。袖引き小僧は見る力を持つ中でも、心の清らかな者にしか姿が見えないんでしたっけ」

「そうなのか?」


 瑠璃にとっては初耳だった。


 そうだよお、と長助は巨大な顔面いっぱいに笑みを作る。


「だから、花魁は、大丈夫」


 長助の言葉に、瑠璃は意表を突かれた思いがした。ほっかむりをした顔をとっくり眺める。そのうちにっと口角を上げ、そうかえ、と短く言った。


 瑠璃の笑顔を見て、妖たちはほっとした表情になる。


「てえことは、見えなくなったら大丈夫じゃないってことかよ」


 瑠璃が自嘲気味に笑って、座敷はようやく和やかな空気に戻った。


 案じてくれた妖たちに、瑠璃は心の内で感謝した。ただ同時に、豊二郎に言われたことが、澱(おり)のように胸に沈んでいくのも感じていた。


「あ、そういえば」


 何かを思い出したのか、長助はまた口を開く。


 顔に違わずのんびり屋の長助が、ぼんやりしたまま天井を見つめているので、露葉がしびれを切らして突っついた。


「そうそう、昨日ね、張見世部屋を横から見てて、花魁の友達の袖をちょいと引っ張ってみたんだけどさ」

「おいおい、勘弁してくれよ。客の中に見える奴がいたらどうすんだい」


 瑠璃は呆れて横やりを入れた。妖が遊女にちょっかいを出して騒ぎにでもなれば、お叱りを受けるのは間違いなく瑠璃である。


 長助は悪びれる様子もなく笑っている。


「そんで、友達って誰のことだえ。津笠か、夕辻?」


 朋輩の名を挙げてみる。友達として考えられるのは、この二人しかいなかった。


 すると長助は間の抜けた声を出した。


「あ。そうだ、津笠だよ。そんでね、津笠の袖をちょいと引っ張ってみたんだけどね、前を向いたまんま、全然おいらに気づいてくれなかったんだ」


 悩ましげに、はふぅ、と吐息を漏らす。吞気な顔にあわない物憂げなため息が妙に滑稽で、一同はぶっと吹き出した。


 長助は意に介さず続ける。


「もしかして、せっちん、行きたかったのかなあ」


 あはは、と瑠璃は思わず声を出して笑った。


「昨日は確か、間夫の佐一郎さまが来たから張見世も早々に引き上げたって、夕辻が言ってたっけ」


 佐一郎はこのところ連日のように、黒羽屋に登楼していた。


 夕辻は嬉しがらせるために津笠の尻を叩いてやったそうだ。遊女が尻をはたかれると客がつかないと言われているため、間夫が来た時は朋輩がわざと叩いてやることがあるのだ。津笠ははにかむように笑っていたという。


「好いた男がいつ来るかって気もそぞろで、お前が袖を引っ張ってもそれどころじゃなかったんだろうよ。前は身請けの支度やらに忙しくてなかなか会えないってぼやいてたから、いよいよ本格的な段取りがついたのかもな」


 津笠の嬉しそうな顔を思い浮かべる。寒々としていた心が、自然に溶けていく心持ちがした。


「ちょいと、津笠って間夫がいたのかい? しかも身請け話まで?」


 露葉が突然、ぐっと身を乗り出してきた。

「く、詳しく聞かせてくださいよっ」


 お恋も興味津々になっている。妖でも、女の恋心が格好の話題であることは人と変わらないようだ。


「あいあい、また今度な。もうさすがに支度しないと、今度はお勢以どんに怒鳴られちまうからね」


 露葉とお恋はいかにも不満そうな声を漏らした。瑠璃は笑いながら、道中の支度に取りかかった。


 朱金だった空はすっかり暗くなり、窓の外はすでに吉原の赤で染まり始めている。


 ──明日の朝にでも、佐一郎さまとの首尾を聞いてみるかね。


 仕掛を羽織りつつ、瑠璃は思った。


 しかし、それが叶うことは永劫(えいごう)なかった。


 津笠はその夜、黒羽屋から忽然と姿を消してしまったのだった。

★この続きは、明日5月29日(日)17時公開! お楽しみに!

夏原 エヰジ(ナツバラ エイジ)

1991年千葉県生まれ。上智大学法学部卒業。石川県在住。2017年に第13回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞した『Cocoon-修羅の目覚め-』でいきなりシリーズ化が決定。その後、『Cocoon2-蠱惑の焔-』『Cocoon3-幽世の祈り-』『Cocoon4-宿縁の大樹-』『Cocoon5-瑠璃の浄土-』と次々に刊行し、人気を博している。コミカライズもされている。2022年5月には最新刊『Cocoon 京都・不死篇-蠢-』が刊行予定。

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色