異世界の名探偵

文字数 865文字

『異世界の名探偵 1 首なし姫殺人事件』
著:片里 鴎
イラスト:六七質

 元警察官でミステリーマニアだった「俺」は、探偵にあこがれて私立探偵となるが、くだらないもめごとに巻き込まれて死んでしまう。
 こんなのは本当の俺じゃないんだ。
 そう強く願ったことが幸いしたのか、「俺」は記憶を持ったまま異世界の住人として転生し、ヴァンと名乗る。
 転生した先は、剣と魔法、そしてモンスターとダンジョンがそこにある、ファンタジーの世界。しかしヴァンは、持ち前の魔術の才能に前世からの知識や記憶を活かして、王都の名門校に入学する。
 入学から3年。王女から表彰を受けるほど優秀な成績を収めたヴァンだったが、その表彰式のさ中、惨劇は起きた。不可解と言えばあまりに不可解なこの事件を解決できるものは誰もいなかった。ただ一人、前世ではミステリマニアで「真の探偵」を目指していたヴァンを除いて。剣と魔法の世界に突如として誕生した名探偵の推理がさえわたる「本格異世界ミステリ」、開幕。

価格 本体 1200 円+税
発売日 2019年10月06日
ISBN 9784065167120



『異世界の名探偵 2 帰らずの地下迷宮』

著:片里 鴎
イラスト:六七質

「首なし姫殺人事件」を見事解決し、その後も難事件に挑んで、今や「パンゲアの七探偵の一人」にまで選ばれたヴァン。
 ある日ヴァンは、元冒険者で、いまはペース国の貴族となった富豪のベントの屋敷に招かれる。そこには8人の名だたる冒険者たちがいた。ベントはヴァンを含む9人に、自身が購入した地下迷宮の攻略を依頼する。その迷宮は「帰らずの地下迷宮」の異名を持ち、潜入した冒険者の大半が戻ってこなかったと言われる伝説の迷宮だった。己の腕を信じて迷宮に挑む9人。攻略は順調に見えたが、一人また一人と不審死を遂げていく。「犯人は間違いなく近くにいる!」。探偵として冒険者として、ヴァンはこの難事件を解決し、迷宮から帰還することが出来るのか!?


価格 本体 1200 円+税
発売日 2020年03月09日
ISBN 9784065191354


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