2020年8月刊 発売開始

文字数 1,784文字

レジェンドノベルス2020年8月刊発売


本日より、レジェンドノベルス2020年8月刊3作品が発売開始されました。

地域によって書店への入荷日が異なりますが、早いところでは本日夕方頃より店頭に並びはじめ、数日のうちに全国の書店様に並ぶ見込みです。

電子版はすでに配信開始しております。


8月刊の新シリーズは、『リバーサイド・リバイバー 賽の河原の生還戦争』と『カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編 in 池袋』の2作品。シリーズ続刊は『城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン 2』です。


また今月は3作品で購入特典が付く書店があります。

特典の詳細は「2020年8月刊 特典情報」記事をご参照ください。


『リバーサイド・リバイバー 賽の河原の生還戦争』 著:天野緋真 / イラスト:萩谷 薫

 普通の高校生だった明良亮(あきら・りょう)は不慮の出来事で若くしてその生涯を閉じた……はずだったが、ひとたび目を覚ますと、そこは現世とあの世の境目にある賽の河原だった。

 目が覚めたところで待っていたのは天使のイメちゃん。イメちゃんから自分が死んだことと、しかし寿命を残して死んだ者には特別措置として、「ある一定の条件」を満たしさえすれば、生まれ変わる機会が与えられることを告げられる。その条件とは、亮と同様に不慮の死を遂げた者たちと「リバーストーナメント」と呼ばれる闘技会に参加し、そこで勝ち抜くことだった。イメちゃんからトーナメントのシステムをレクチャーされた亮はトレーニングに励む。そして、亮は「フレアロード」という炎を操る特殊能力を身につけ、初めての試合に挑む。対戦相手は、湊涼(みなと・すず)という黒髪の美少女。果たして亮は、このトーナメントを勝ち抜き、見事に現世に生還することが出来るのだろうか!?


ISBN:978-4-06-520668-3



『カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編 in 池袋』 著:大場鳩太郎 / イラスト:西島大介

 元社畜の「僕」は空きっ腹を抱え、携帯端末に搭載されたAI「クオヴァディス」を頼りに、廃墟と化した池袋界隈をさまよっている。

 ――始まりは、割のいい治験バイトだった。まさか投薬されて眠っている間に25年の月日が経っているとは。そして、その間に何が起こったのは分からないけれど、東京から人類がごっそり消えているなんて……。街はモンスター化した野良犬や、銃撃してくる狂ったドローンで溢れ、ろくに散歩もできない即死地帯。クオヴァディスは僕が生き延びるために、カロリーを代償に強くなれるアプリ『生存戦略(サバイバル・ストラテジ)』を起動した。しかしこのアプリ、スキル生成にもLvアップにも大量のカロリー=食べ物を必要とし、余剰カロリーが底をつくと死に至るというあんまりなシステムで――!?

 おしゃべりなAIとふたりぼっちで巡る、誰もいない文明崩壊後の東京。クリーチャーと戦い、なぜかコンビニに就職したり、地下街(ダンジョン)を探索したり……合間に食レポしてみたり。

 求めるのはカロリー。とにかく、カロリーが不足しています!


ISBN:978-4-06-520650-8



『城主と蜘蛛娘の戦国ダンジョン 2』 著:朽木外記 / イラスト:こちも


 「地下防御陣地を構築し、敵軍の攻撃を可能な限り阻止せよ」という命令を受け、エルメア王国の辺境の地で勝機の見えない防衛戦に挑むことになった自律型根拠地設営精霊「識別番号丙三〇五六号」。召喚した魔物の中から、アラクネのテラーニャを片腕とし、陣地を構築し、死地に赴くがごとく戦い続けた結果、辛くも拠点を守り抜くことが出来た。

 勝利の余韻に浸るのもつかの間、三〇五六号は新たな襲撃に備え、拠点の再構築と防御を図るため軍備を拡大していく中、敵方に放った物見から、拠点を襲撃したのはイドの街の代官マクレイドの軍勢だったとの報告が届く。しかも報告によると、マクレイドは、イドの街に駐留する宰相ナステルの腹心であるバトラ伯の軍勢を出し抜いて己が出世したいがために独断で拠点を襲ったというのだという。敵方が一枚岩ではないことを察した三〇五六号は、バトラ伯の軍勢が「本命」と目しているイビラス公との同盟を決意。公と会談するため、冒険の旅に出るが……。


ISBN:978-4-06-520563-1

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