第6話『凜』/蛭田亜紗子
文字数 231文字
北海道で就活生が知ったのは、悲しくも切実な人々の咆哮。
壮大なスケールで語られる必読の人間ドラマ!
今日のトト神のオススメ小説ーー
開拓期の北海道。
命が軽んじられる場所で、生き抜こうとする者たちがいた。
騙されてタコ部屋に送られ、過酷な労働を強いられる男。
貧困にあえぎ、子のため身を売る女――。
旅でこの地を訪れた現代の就活生・上原沙矢は、
彼らの人生に触れ、己の道しるべを見いだす。
時代を超え、生きる意味を問う傑作!