#わたしの檸檬先生 西原彩香

文字数 406文字

檸檬色、鮮やかなその色が文章全体を包んでいました。音を重ねながら、少年の成長共に、暴力的だった色は穏やかに、季節ごとに鮮やかに煌めく様子がとても印象的でした。反面、愛を求める檸檬先生の孤独が強く、色濃くあらわれたことに衝撃です。穏やかに檸檬色を伴いながら少年に触れる先生が印象深く残っています。







西原彩香(にしはら・あやか)
1992年生まれ。
「軽さ」をテーマに、絵画を中心とした制作を行う。イメージを追うことだけではなく、感覚値に触れるモノの存在を探る。「軽さ」には、社会の中、デジタルや流通、共有の中で体感しているものと、 印象について扱っている。これらを前提とした、インスタレーションをも用いる絵画表現は、情報や画像 (グラフィック)が質量を持つことを表す。

Instagram:@nishi.a.24

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