2020最注目! 武田綾乃の書き下ろし長編一挙掲載!/小説現代8月号

文字数 1,077文字

7月21日「小説現代」の最新8月号が発売。おもわず目を惹くスタイリッシュな表紙が目印の今号、みどころについて雑誌編集者に聞きました!

★「響け! ユーフォニアム」の武田綾乃、渾身の長編書き下ろし!


学生の頃から読んでいる作家の原稿をいただく、新人賞でとんでもない才能と出会う――編集者になって本当によかったと思う瞬間は多々ありますが、そのうちの一つに、自分が才能を信じてやまない作家が大きく飛躍する、掛け値なしにこれは凄い! という傑作の誕生に立ち会えるというものがあります。


今月号の一挙掲載を飾る、武田綾乃さんの『愛されなくても別に』の原稿を読んだ瞬間がまさにそうでした。


「響け! ユーフォニアム」シリーズなど、爽やかな青春期を舞台に、言葉では説明しきれないヒリヒリするような感情を巧みに切り取る武田さん。


その真骨頂は人間関係の描き方にあると思いますが、今回満を持して選ばれたテーマは「親と子」。愛されていれば何でも許さないといけないのか、愛されなければ“幸せ”になってはいけないのか――?


お金と時間とコミュニケーション能力がなければ友達を持つことさえ難しい、真の意味で貧困と孤独を抱えて生きる今の20代が息詰まる現実と対峙する、その痛々しくも力強い姿に、何度も心を揺さぶられました。


間違いなく武田さんの新しい“代表作”になる。その確信を持ってお届けします。ぜひご一読ください。


(担当編集・N谷)

★武田さんの一挙掲載のほかにも、連作短篇や読み切りが充実!


佐藤多佳子さんの読み切り「パレード」は、横浜で奇跡が起きた1998年を舞台に、仕事と恋と、そしてベイスターズに生きる女性・美咲の物語です。


また『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞を受賞の西條奈加さんの同作続編もスタート、「南星屋」が帰ってきました!


さらに今号のニューフェイスは、オール讀物新人賞でデビューされた佐々木愛さんと、昨年、アイドルをやめた人たちのその後を追うノンフィクション『アイドル、辞めました。』で作家デビューされた大木亜希子さん。


世代が近く、お互いの本を読んでいたという二人の小説はなんとどちらも、不倫がテーマ!ぜひお読み比べください。真藤順丈さんの『宝島』外伝シリーズ第二弾も満を持して掲載。


全ページ必読です!


(編集部・K)

「小説現代」はお近くの書店か、WEB書店にてご購入ください!
★こちらの記事もおすすめ!
ようこそ!アマゾネス☆ポケット編集部へ-NOW-第1話 流星(ヘンシュウシャ)の絆/ジェントルメン中村
こみやまよもの四方山話「『あつ森』でリアルな町がツツジに浸食されたよ!」

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色