最強の布陣で大攻勢! 戦国時代小説「冬の陣」が開戦! 講談社文庫

文字数 1,713文字

戦国マニア、歓喜! 

この冬、講談社文庫から、戦国時代を舞台にした作品が続々刊行されております。その個性豊かな作品を、戦国の主な戦いを記した地図とともにご紹介! 地元の英雄たちへの応援をお願いいたします。

尾張代表!

『戦百景 桶狭間の戦い』 矢野隆 2021年11月16日発売

永禄3年(1560年)、三国同盟によって後顧の憂いのなくなった義元は、駿河・遠江・三河、三国の兵4万5千を催して西進を開始する。尾張をめざして。対して、一国を治めきっていない信長が結集できる兵数は2千と少し。まともに太刀打ちできそうもない兵力差に、信長はどんな手を打つのか。歴史に名を刻むことになる世紀の奇襲戦が刻々と迫っていた……。


有名な合戦を深掘りする、書下ろし歴史小説。シリーズ第2弾は、歴史の流れを変えた「日本三大奇襲」の一つ。なぜ奇跡は起きたのか!

甲斐代表!

『虎の牙』 武川佑 2021年12月15日発売

武田信玄の父・信虎の謎の弟、勝沼信友。「山の民」として育てられたその男は、自らに流れる血の運命にのみ込まれていく。一方、罪を犯して流浪の末武田家に仕官した足軽大将の原虎胤は、その武勇から「鬼美濃」と恐れられ、外様ながら家中で重きをなしていく。乱国甲斐の統一を目指す武田信虎を挟んで、二人の男がある「呪」を背負いながら戦場を駆け巡る。最強武田のルーツを描く、女流ヒストリーテラーのデビュー長編、待望の文庫化。
紀伊代表!

『雑賀のいくさ姫』 天野純希 2022年1月14日

イスパニアのイダルゴ(騎士)の家系に生まれたジョアンは、乗り込んだ船での内紛と難破のはてに、紀伊雑賀のいくさ姫、鶴に拾われる。鶴はカラベル船を修復した「戦姫丸」に乗って商いのためにジョアンらと南洋に向かうが、海賊や大名の思惑、そして過去の因縁に巻き込まれていく。雑賀、村上、毛利、大友、島津―戦国の西国大名オールスター水軍が、日本を狙う大海賊と雌雄を決する。戦国の海洋を縦横無尽に駆け巡る、傑作歴史ロマン!
伊予代表!

『空貝 村上水軍の神姫』 赤神諒 2022年1月14日発売

伝説的女武将・鶴姫は、巫女であり総司令官であった。村上水軍を率いて西国最強の水軍を迎え撃つ──数奇な運命を描く長編歴史小説!

1541年6月、西の大国・大内氏の水軍が大三島に大挙襲来する。迎え撃つ三島村上水軍の奇襲作戦は失敗し、総司令官である陣代の大祝安房が戦死。実はそれは、安房の若き軍師・越智安成による大祝家への復讐の始まりだった。大祝鶴姫は平和な今治で巫女として神事に専念していたが、最愛の兄・安房戦死の報に接し、「大内を打倒し仇を討つまでは女を捨て、男として生きる」と宣言する。陣代となった鶴姫は安成と激しく衝突しながらもその献策を採用。鶴姫の天賦の軍才と安成の奇策によって勝利を収める。安成はなおも鶴姫謀殺と三島水軍の壊滅を企むが、鶴姫から危地に陥った己の命を逆に救われるのだった……。
出雲代表!

『謀聖 尼子経久伝 青雲の章』 武内涼 2022年1月14日発売

戦国初期に活躍した山陰の雄、尼子経久「謀聖」と言われるほど計略に優れた人物でありながら、「天性無欲正直の人」と評された得体のしれない個性。そして、東の北条早雲とともに、下剋上大名の代名詞的存在である経久が、旧秩序の破壊を志した本当の狙いとは?
一時は城を追われ、流浪の身となりながらも、山陰、山陽11ヵ国の大大名となった尼子経久の生涯を描く大河歴史小説が開幕。

「妖草師」シリーズの武内涼が描く、大河歴史小説シリーズが講談社文庫書下ろしで登場!
美濃代表!

『戦百景 関ヶ原の戦い』 矢野隆 2022年2月15日発売

※書影はイメージです。

言わずと知れた「天下分け目の戦い」。そこに至るまでに繰り広げられた徳川家康の老獪なる策謀、そして、戦場で繰り広げられた虚々実々の駆け引き……。石田三成、小早川秀秋、福島正則、島津義弘……諸大名たちの決断やいかに。そして、その壮絶な戦いぶりとは? まさに戦国の集大成がここにある!


有名な合戦を深掘りする「戦百景」シリーズ。第3弾は、いよいよ日本最大の合戦「関ヶ原の戦い」。東軍、西軍各将の裏の裏を暴く!

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色