実際に訪れて印象に残っている場所を舞台にすることが多いです。この物語で言うと、太秦(うずまさ)、車折(くるまざき)神社、大洲(おおず)、赤目(あかめ)四十八滝周辺、南紀、飛騨川などです。大洲は臥龍(がりゅう)山荘を訪れたとき、いつか絶対に小説に使ってやろうと思いました。また、滝好きなので赤目は何度も訪れています。いつか滝小説を書きたいです。


そして、最終章の舞台は飛騨川ですが、数年前にドライブする機会があって天心白菊(てんしんしらぎく)の塔を見ました。実は、小学生の頃に飛騨川バス転落事故を知って衝撃を受け、ずっと記憶に残っていたんです。今回、物語に登場させることになって、非常に感慨深いものがありました。個人的には四十数年ぶりの伏線回収みたいな気持ちです。

作品タイトル:【新刊インタビュー】

記事名:『雨の中の涙のように』刊行記念 遠田潤子 インタビュー

作者名:小説宝石  hosekikobunsha

|その他|連載中|1話|5,616文字

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