『ブレードランナー』は大好きな映画です。ですが、第四章を書いた時点では、これがタイトルになるなんて予想もしませんでした。ただ印象的な台詞として作中に登場させただけです。本のタイトルを決めるときになって、これ使えるかも? と気付いた次第です。これまでは比較的硬いタイトルが多かったので、柔らかな余韻のあるタイトルにしたいと思っていました。今となっては、この台詞ほど堀尾葉介の苦しみを表しているものはない気がします。


最初は「ティアーズ・イン・レイン」と英語タイトルにしようかと思ったのですが、日本語のほうがいいと言われて変更しました。できあがった装幀を見て、日本語タイトルにしてよかった、としみじみ思っています。「の」が連続してリズム感があるようで、でもどこか不安定なもどかしさもあって、非常によい感じではないでしょうか?

作品タイトル:【新刊インタビュー】

記事名:『雨の中の涙のように』刊行記念 遠田潤子 インタビュー

作者名:小説宝石  hosekikobunsha

|その他|連載中|1話|5,616文字

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