高野麻衣(たかの・まい)


文筆家。上智大学文学部史学科卒業。音楽雑誌編集を経て、2009年より現職。

クラシック音楽とマンガ・アニメを中心に、映画、舞台、アートなどカルチャーと歴史、人物について執筆・講演。「闘うプリンセス」など女性についてのコラムにも定評があり、2012年『花園magazine』を創刊した。

著書に『フランス的クラシック生活』(PHP新書)、『マンガと音楽の甘い関係』(太田出版)など。そのほか、書籍やメディア作品の原作・企画構成・監修を多数手がける。

作品タイトル:緊急事態と物語/real and narrative ; 2020-2021

記事名:どんな船よりもさまざまな異国へ/高野麻衣

作者名:tree編集部  treeedi

|その他|連載中|2話|6,857文字

Day to Day, 飯田一史, 高野麻衣

2020年に発出された緊急事態宣言下、人々の命や健康を守るため、経済や行動の自由は制限され、異様な空気が社会全体を覆いました。
その影響を受けなかったものは、およそ世界にひとつもなかったのではないでしょうか。

そんな中で、「物語」や「エンターテインメント」の役割やあり方は、どのように変わったのでしょうか。

2020年4月1日以降の各1日をテーマに、treeで連載した100名の作家による100作の掌編企画『Day to Day』の書籍版発売を記念し、「緊急事態と物語/real and narrative;2020-2021」というテーマで、気鋭の論者に分析していただきました。