いやいや、「サムライ」みたいなもんだと思って読めば、ぜんぜん平気でしょ。作者は「失われた家族」というテーマに、「リストラ」や「いじめ」、「ニート」などの社会問題もさらりと盛りこんでいて、今の時代感をよく表してると思う。展開も楽しくて、キレイな伏線とともに一気に読ませてくれる力量はおみごと! ラストの「そこんとこ夜露死苦ぅ!」の決めゼリフも、マジ最高っす!!

作品タイトル:「青い鳥文庫」編集室

記事名:「青い鳥文庫小説賞2020」受賞作決定!

作者名:講談社青い鳥文庫  aoitoribunko

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