書き始める前から、「最後に死なせないよ」とは思ってました。自分なりに楽しんでいるおもちさんが「今がずっと続けばいいな」と生きていく話なので、終わらないように終わりたかった。「おもちさんのここからここまでを書きました」って感じですね。もし死んじゃうところまで書くんだったら、書き方はまったく違います。もっと社会との関わりも書いていかないといけない。戦争も子供のときにあっただろうし。だからもっと大掛かりに、朝ドラみたいな小説になりますね。

作品タイトル:【新刊インタビュー】

記事名:『にぎやかな落日』刊行記念 朝倉かすみ インタビュー

作者名:小説宝石  hosekikobunsha

|その他|連載中|6話|33,689文字

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