2020年に発出された緊急事態宣言下、人々の命や健康を守るため、経済や行動の自由は制限され、異様な空気が社会全体を覆いました。
その影響を受けなかったものは、およそ世界にひとつもなかったのではないでしょうか。
そんな中で、「物語」や「エンターテインメント」の役割やあり方は、どのように変わったのでしょうか。
2020年4月1日以降の各1日をテーマに、treeで連載した100名の作家による100作の掌編企画『Day to Day』の書籍版発売を記念し、「緊急事態と物語/real and narrative;2020-2021」というテーマで、気鋭の論者に分析していただきました。