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そうなんですね。「かわいいウルフ」も、ウルフの解釈の一つでしかなくて、無限に読みかたがある。私は、ウルフはいろいろな顔がある人だったなと思っていて。作家で、病気などに苦しんだ人だけれども、それだけではない。夫レナードとホガース・プレスという出版社を作って自分の本を出しつつ、よその雑誌にも寄稿していて。中産階級の人ではありますけど、そういった経済的感覚があるビジネスパーソンでもあり、かつ『自分ひとりの部屋』を唱えるようなアクティビストでもあった。ウルフの肉声がウィキペディアにあるんですが、聞いたことありますか?