2020年「Instagramでバズった」小説TOP10

文字数 2,131文字

色々あった2020年も残すところあと一週間。

なにか思い残すことはありませんか?


2020年度の新刊から「読書し足りなかった!」という人におすすめしたい、

光文社文庫のInstagramでバズった作品TOP10をご紹介します!

第9位

『東京近江寮食堂 青森編』渡辺淳子・著

*あらすじ*

妙子と安江、二人のおばちゃんが営む谷中の東京近江寮食堂は本日も大賑わい。新人バイト・睦美の出身地、青森のご当地料理が好評なのだ。そんな中、子連れ客・絵美里の様子が気になり、妙子たちは声をかける。息子の偏食を直したいと言う彼女のために、特別なメニュー作りを思い立つのだが――。下町の食堂に集う人々と、心のこもった料理の数々が胸をうつ、感動作。

第9位

『少女を殺す100の方法』白井智之・著

*あらすじ*

「死んでる?誰が?」「みんなです」とある女子中学校で二年A組の生徒全員が殺された。教頭のクサカベは警察より先に犯人を見つけ出そうとするが……。(「少女教室」)ミロが夏休みを過ごすことになったウラ地区では、年に一度、空から少女が降ってくるという……。(「少女が町に降ってくる」)グロテスクなのにロジカル。本格ミステリ界の鬼才が贈る「少女の大量死」全八編!

第8位

『ブルータスの心臓 新装版』東野圭吾・著

*あらすじ*

最新ロボットの研究者であり野心家の末永拓也は、勤務先の創業者令嬢・星子との結婚を目論んでいた。だがある日、遊び相手の康子から妊娠を告白される。困惑する中、星子の兄・直樹から、康子殺害計画を持ちかけられる。直樹もまた康子と男女関係にあり、妊娠をネタに脅迫されていたのだ。綿密に計算された完全犯罪は、無事成功するかに思われたが、驚愕の事態が発生する――。

第5位

『みちづれはいても、ひとり』寺地はるな・著

*あらすじ*

夫・宏基と別居中の弓子は、アパートの隣人・楓と時々一緒に食事をする仲だ。別居後すぐに宏基は失踪したのだが、ある日義理の母から、故郷の島で宏基を見かけた人がいる、という話を聞かされる。執拗に言い寄ってくる社長がいやになり会社をやめた楓と、職探し中の弓子は、気分転換と休息を兼ねて島への旅に出ることにした。女二人の旅の行く末は――。

第5位

『駅に泊まろう!』豊田巧・著

*あらすじ*

セクハラ、パワハラ、サービス残業……。ブラックすぎる居酒屋チェーンの職場に辞表を叩きつけた桜岡美月は、東京駅から新幹線のグランクラスに乗り込んだ! 目指すは北海道の大地。亡き祖父から譲り受けたコテージのオーナーとしての新生活が待っている!はずだったのだが――。そこは超ローカル駅のただの古ぼけた駅舎だった。ハートフルなお仕事&鉄道小説!

第5位

『シネマコンプレックス』畑野智美・著

*あらすじ*

百人近くが働く郊外のシネコン。日曜日でクリスマス・イブの今日は、舞台挨拶やイベント上映もあり、大忙しだ。過去に秘密のあるアルバイト、地元を離れた学生、家庭に居場所をなくした主婦、それぞれが微妙な人間関係の中、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている……。映画館の各部署で働く人の想いが重なり合う、心温まる連作短編集。

第3位

『諦めない女』桂望実・著

*あらすじ*

母親がスーパーで買い物をするわずかの間に、6歳の少女が忽然と姿を消した! 12年後、フリーライターの飯塚桃子は、事件についての本を書き上げるため、当事者や関係者たちへの取材を重ねていく。それぞれの人物の言葉から浮き上がってくる驚くべき真実、そして少女と母親を待ち受ける運命とは? 1章ごとにがらりと変貌を遂げてゆく極限のミステリー!

第3位

『乗りかかった船』瀧羽麻子・著

*あらすじ*

大学院で機械工学を学んだが入社早々営業に配属された雄平は、待望の異動で人事部に回され……。(「海に出る」)事業戦略室室長に抜擢された玲子。責任ある仕事にはりきるものの、未だ男性中心の風潮が強い業界で数々の価値観の相違に直面し……。(「波に挑む」)創業百周年を迎える中堅の造船会社「北斗造船」で働く人びとの苦悩と奮闘を鮮やかに描く、全七編を収録!

第2位

『向こう側の、ヨーコ』真梨幸子・著

*あらすじ*

一九七四年生まれの二人の「陽子」。恋愛小説家として成功した陽子は、幼い頃から、自分が辿るはずだったかわいそうな運命を生きるヨーコの夢を見ていた。一方、夫と一人息子と共に暮らす陽子は、決して贅沢のできない毎日に嫌気がさしていた。家も、職業も、生活も、全てが異なる二人の人生は絶対に交わることはなかったが――。瞬く間に世界が狂い出す、イヤミス最高傑作!

第1位

『京都一乗寺 美しい書店のある街で』大石直紀・著

*あらすじ*

一乗寺に佇む、緑色の扉が印象的な書店――そこは訪れた人に様々な出会いを授ける。結婚を間近に控えた美咲には幼少時の記憶がない。朧な思い出の中に、夜闇で輝くウェディングドレスを見て……。(「夜の花嫁」)会社で無能扱いを受ける圭吾はある日、バールを買った。同僚の香織を殺すためだ――(「一乗寺のヒーロー」)。京都本大賞受賞の著者が描く、儚く美しい京都ミステリ4編。

いかがでしたか?

まだ読んだことのない作品があれば、読んでみてくださいね!

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色