「天下四国シリーズ」最新刊刊行!

文字数 1,698文字

疾風怒濤の中華ファンタジー「天下四国シリーズ」最新刊、外伝第2弾の『異邦の使者 南天の神々』が刊行です!


天に選ばれたのは、放浪の王。

元王族の飛牙は、長く厳しい逃亡生活の末、仲間も理想も失い、詐欺すれすれの放浪者になっていた。

ところが故国の政変に巻き込まれ……。

特製ポストカードプレゼント!


刊行を記念して、六七質さんによるカバー装画を特製ポストカードにしちゃいました!

『異邦の使者 南天の神々』初回限定、特製ポストカード7種のうちどれかが1枚、封入されています。

※7種のうちどれか一枚が本に封入されています。 どれになるかはお楽しみ!

「天下四国シリーズ」はここから始まった!↓↓
天下四国(てんげしこく)――この世は、峻厳たる山々に囲まれた四つの国に分かれている。南の王国「徐」の王太子・寿白は、革命の混乱のさなかに天令から王の証「王玉」を授かったが、徐国は倒れ、国名も「庚」と改められてしまう。
それから十年。かつて輝くほど聡明な少年王だった男は、飛牙と名乗るすれっからしに成り果てていた。天令の那兪は、飛牙の胸に眠る王玉を天へ返すよう迫るが、故国の荒廃に王の自覚を取り戻しつつある飛牙にいつしか寄り添っていく……。
胸躍るシリーズ第2弾!↓↓
西の国、燕では、始祖王灰歌から代々女王が国を治めてきた。燕王はあらゆる祭事を司る神女でもあった。そのため、燕はもっとも天に近い国といわれる。
徐国の元王太子で、今やすっかり風来坊の飛牙は、天令の那兪を連れ、代々女王が治める燕国へ。そこで偶然お忍び外出中の名跡姫・甜湘と知り合った飛牙は、いきなり「胤」候補にされてしまう。胤は未来の女王たる甜湘に、子を産ませるための制度上の夫のこと。しかも飛牙の前にいたという胤ふたりは、すでに怪死を遂げているらしく……。
第3弾!↓↓
天下三百十三年九の月。
元徐国王の風来坊・飛牙は、天に戻れなくなった天令の那兪を連れて東の越国へ。
王都では瀕死の王のもと、二人の王子が後継争いの真っ最中。巻き込まれた飛牙は二の宮の陣営に軟禁されるが、折悪しく「屍蛾」と呼ばれる暗魅が大発生する。

放浪の英雄は越国を滅亡の危機から救えるか?

シリーズ第四弾!↓↓

天下四国は冬の季節に入っていた。

元徐国王の風来坊・飛牙は、最北の駕国へ。
鎖国して三十年、国王は宰相・汀柳簡の傀儡と化し、天令の思思は監禁されていた。
同胞を救うために天令・那兪は王城へ忍び込む。

宰相の野望に巻き込まれた飛牙と那兪は、北端の街で命がけの一発逆転勝負に挑む。

本シリーズ最終巻!↓↓
天下三百十五年三の月。
元徐国王・飛牙は、桃源祭を迎えた王都泰灌で、現王の殺害を企む庚の残党から国を守ろうと奔走していた。
堕ちた天令・那兪と黒翼仙の裏雲もまた、自らを滅することで飛牙のいるこの世界を守ろうとしていた。
「もう誰も失わない」と心に誓う飛牙は二人を救うべく央湖へ向かう──。
「天下四国シリーズ」外伝第1弾! ↓↓

天下312年暮れ、藩朱可は、故国・越を出て、徐国へ向かう。

十年前に内戦が起きた徐国は今は国名を庚という。
彼の地で戦火の中、朱可の父は命を落とした。
朱可宛ての手紙には、悲劇の王太子・寿白が遺した徐の〈秘宝〉の在処が記されていた。
旅の途中、危機を救ってくれた超美男子・裏雲と、キュートな少女・宇春と行動をともにすることになるが、
裏雲にはなにやら思惑がありそうな気配。
〈秘宝〉をめぐって、庚軍、裏雲、朱可の駆け引きが続く中、庚が滅亡し、英雄王が凱旋する。

天下三百二十年、四国は安寧の時代を迎えていた。

徐国に立ち寄った飛牙は、南異境のマニ帝国からきたクワール族の少年に助けを乞われる。
宮殿で皇太子毒殺未遂事件が起こり、妃のダーシャに嫌疑がかけられているという。
飛牙は、少年時代にクワール族に助けられた恩に報いるため、裏雲と共に南異境へ旅立つ。
『天空の翼 地上の星』に書かれなかった、飛牙が少年王からすれっからしになりながら生き延びた日々を描く外伝。

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