中央公論新社刊
文字数 345文字
■闕所物奉行 裏帳合シリーズ
上田秀人作品史上最もダークな主人公・榊扇太郎が剣を振るう!
没収した財産を司る闕所物奉行の榊扇太郎は、競売の入札権を持つ天満屋と、遊郭の打ち壊しの後始末にあたる。その後続発する不可解な殺人の裏に、水戸藩と幕府の思惑が入り乱れていた。やがて扇太郎は幕府の権力争いに巻き込まれていく――。
①御免状始末
②蛮社始末
③赤猫始末
④旗本始末
⑤娘始末
⑥奉行始末
■維新始末
「闕所物奉行 裏帳合」シリーズに連なる幕末ピカレスクロマン
■孤闘 立花宗茂
〈剛勇鎮西一〉と称された将を描き中山義秀文学賞を受賞した上田文学の金字塔
■翻弄 盛親と秀忠
徳川家と長宗我部家―― 関ヶ原と大坂の陣における〈真実〉を描く歴史巨篇
■夢幻
家の、そして組織の未来を左右する後継者問題―― 父子関係で綴る戦国絵巻