徳間書店刊
文字数 1,255文字
■隠密鑑定秘禄シリーズ
大名の人事考課表をつくれ!驚愕の密命を下された小人目付の運命は
五代将軍綱吉が編纂を命じた「土芥寇讎記」に倣い、諸大名の人事考課表を新たに作成せよ。十一代将軍家斉から密命が下る。白羽の矢を立てられたのは小人目付として諸国探索経験のある射貫大伍。命を懸けた至難の隠密調査が始まった!
①退き口
②恩讐
■将軍家見聞役 元八郎シリーズ
将軍吉宗の後継争いで幕府存亡の危機。徳川家を護るべく宝蔵院一刀流が閃く
八代将軍吉宗もいよいよ老い、後継問題がくすぶりはじめた。次期将軍と目される家重の命が狙われる。次々と現れる刺客に身を挺して立ちはだかるのは、宝蔵院一刀流の遣い手・三田村元八郎だった。上田秀人の記念すべきデビューシリーズ。
①竜門の衛
②孤狼剣
③無影剣
④波濤剣
⑤風雅剣
⑥蜻蛉剣
■織江緋之介見参シリーズ
御免色里・吉原で繰り広げられる陰謀。若侍・織江緋之介が悪を討つ!
吉原にふらりと現れた若侍が遊女を人質に騒ぎ立てる男を手もなく斬り捨てた。名は織江緋之介。剣の腕は別格だ。遊女屋の主人に見込まれ仮寓することになったが、たびたび何者かの襲来を受けることに。緋之介の秘められた衝撃的な過去とは。
①悲恋の太刀
②不忘の太刀
③孤影の太刀
④散華の太刀
⑤果断の太刀
⑥震撼の太刀
⑦終焉の太刀
■斬馬衆お止め記シリーズ
全長一丈の大太刀をふるう猛者たち。その名も斬馬衆、本陣を死守すべし
将軍家光の治下で、信州松代真田家は危機にあった。かつての軋轢を根に持つ幕府が取り潰そうと密偵を送り込んできたのだ。迎え撃つは、大太刀を自在に操る斬馬衆。伊賀組、先陣坊主らの権謀術数うごめくなか、仁旗伊織の奮闘がはじまる。
(上)御盾
(下)破矛
■お髷番承り候シリーズ
将軍の絶対的信頼を得る小納戸・賢治郎。次期将軍をめぐる争いに終止符を打て!
将軍の髷を整える月代御髪係、通称お髷番。無防備な将軍の背後に立ち、剃刀を当てる。絶対的な信頼が必要なこの役目に抜擢されたのは、小納戸・深室賢治郎。次期将軍をめぐる争いが激化する中、家綱は賢治郎にその動向を探るよう命じるが……。
①潜謀の影
②奸闘の緒
③血族の澱
④傾国の策
⑤寵臣の真
⑥鳴動の徴
⑦流動の渦
⑧騒擾の発
⑨登竜の標
⑩君臣の想
■禁裏付雅帳シリーズ
朝廷と幕府の主導権争いが勃発。幕閣の密命を帯び鷹矢は京に踏み入る!
公家を監察する禁裏付として急遽、京に赴任した東城鷹矢。朝廷の弱みを探れ――。それが老中松平定信に課せられた密命だった。だが公家衆はその思惑を見破り、さらに定信を敵視する勢力からは刺客が放たれた。朝幕の狭間で惑う鷹矢の命運は。
①政争
②戸惑
③崩落
④策謀
⑤混乱
⑥相嵌
⑦仕掛
⑧混沌
⑨続揺
⑩決別
⑪偽計
⑫継争
■裏用心棒譚シリーズ
盗賊の見張り役が帯びた密命とは
②流葉断の太刀
■日輪にあらず 軍師黒田官兵衛
秀吉から最も恐れられた男の野心
■大奥騒乱 伊賀者同心手控え
大奥と幕府領袖の権力争い
■峠道 鷹の見た風景
米沢藩を再興した名君の魂の物語
■傀儡に非ず
灼熱の戦国絵巻。著作100冊記念特別書下ろし