第13回『人間失格』/太宰治
文字数 360文字
名作小説のキャラクターを、少女漫画家視点で斬ってみたら、こうなりました!
今回は太宰治の名作『人間失格』の主人公、葉蔵です!
『人間失格』は、「はしがき」「第一の手記」「第二の手記」「第三の手記」という構成で、第一の手記の
「恥の多い生涯を送ってきました」
という印象的な書き出しが有名です。
主人公が太宰治と重なる部分が多いことや、最終話脱稿後約ひと月で太宰治が自らの命を絶ったため、「遺書」的な作品と言われてきました。
中高生の頃、読んだ方も多いのでは。
令和の今、再読してみると、中高生のころとは違った主人公の姿が見えてきて──⁉
漫画/みづき水脈