「ジャーロ」隔月刊化第2弾が盛り上がってます!
文字数 1,385文字
こんにちは。春らしい気候になりましたね。
桜の花を見上げていると、なぜか連続でクシャミをしてしまうアランです。
さて、前号から年6冊の隔月刊になりました「ジャーロ」は、隔月刊第2弾の75号(3月号)が3月26日に発売となりました。
各号の間隔が短くなって、1冊が終わってもすぐ次の号の準備にとりかかるので、ぼくも尻尾をぶんぶん振り回して頑張ってます!
隔月刊第2弾の75号ですが、対談とインタビュー記事が盛りだくさんです!
まず、毎年3月発売号で恒例の「日本ミステリー文学大賞・新人賞」特集。
第24回大賞を受賞した黒川博行氏のロング・インタビューでは、「疫病神」シリーズや「堀内・伊達シリーズ」など、大阪の舞台と人にこだわってヒット作を生み続けてきた創作の秘密を語っていただきました。
そして新人賞を受賞した茜灯里氏と選考委員の朱川湊人氏との対談。
馬が暴れだし人間を襲う「新型馬インフルエンザ」が発生した近未来の日本での、人間対ウイルスの闘いを描いた受賞作『馬疫』の魅力と、デビュー後の作家生活について熱い対談をしてもらいました。
さらに スペシャル対談 が2つ!
まず日本ミステリー文学大賞新人賞で来期より選考委員となる、辻村深月氏と薬丸岳氏のお二人に、新人賞応募にあたってのネタやテーマの立て方、原稿の書き方などを対談していただきました、小説新人賞への応募を目指す人にはとても役立つ情報が満載です。
もうひとつの目玉対談は、「姫川玲子シリーズ」などで人気の作家・誉田哲也氏が、元「欅坂46」のメンバーで卒業後は新たな活動を始めている長濱ねる氏と異色対談!
文章を書くこと、小説を書くことから、近況まで、たっぷりと語り合っていただきました。
小説では2シリーズの 新連載 がスタートです。
中山七里氏の長編「鬼の哭く里」第1話では、終戦後、かつての大地主だった家が没落していく姿を描きます。
そしてもう一つは大山誠一郎氏の連作短編「ワトソン力2」。周りの人間の推理力を高めるワトソン力の所有者・和戸宋志がまたも事件に遭遇します。
連載・連作陣はますます絶好調。
前号より連載がスタートした、矢樹純氏「Mother Murder マザー・マーダー」、深町秋生氏「探偵は田園をゆく ~シングルマザー探偵の事件日誌~」、西條奈加氏「バタン島漂流記」、藤野恵美氏「ギフテッド」、長浦京氏「1947」は第2回を掲載、いよいよ物語が動き始めました。
また、近藤史恵氏「元警察犬シャルロット」と前川裕氏「クリーピー・ゲイズ」は最終回を迎え、芦辺拓氏「罠にかけるのは誰だ」、石持浅海氏「座間味くんの推理」、恩田陸氏「梟の昼間」、朱川湊人氏「知らぬ火文庫」、東川篤哉氏「スクイッド荘の殺人」など、山場を迎えた各作品にもご注目ください。