2月22日ねこの日!講談社文庫の猫の本

文字数 1,337文字

2月22日は猫の日!

講談社文庫には、いろんな猫の本があります。

今回はその中から選りすぐりの6冊をご紹介!

この絆は、恋愛を超える。

カギしっぽのナナと心優しい青年サトルの、最後の旅の物語。

2018年に映画化。


野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。

それから5年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。

『僕の猫をもらってくれませんか?』

1人と1匹は銀色のワゴンで”最後の旅”に出る。

懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。

佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集

●江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
●岩瀬成子「竹」
●くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
●井上荒野「ある古本屋の妻の話」
●角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
●町田康「百万円もらった男」
●今江祥智「三月十三日の夜」
●唯野未歩子「あにいもうと」
●山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
●綿矢りさ「黒ねこ」
●川上弘美「幕間」
●広瀬弦「博士とねこ」
●谷川俊太郎「虎白カップル譚」
『猫は抱くもの』 大山淳子  ★2月の新刊( 2月15日発売)
累計50万部突破「猫弁」シリーズの著者が描く、猫と人間の”つながり“の物語


夜に開かれる猫たちの集会。沙織と朝まで一緒にいたい良男、ゴッホに自分を描いてほしかったキイロ、名前にあこがれる三毛の子猫らが集まり何を話し合っているのか覗いてみるとーー。

つまらなく見えて大切なもの、自由としがらみ、生き方を選ぶということ。

猫と人の幸せを巡る、せつなく温かい連作短編集。

ある日突然、やってきた黒猫。名前はノアというらしい。
なにげない日々のなか、ノアが心に届けてくれる「宝物」。


算数の授業中、一瞬の早技で教室に飛び込んできた黒い猫。

首に巻かれた風呂敷の中には、「あなたのクラスはノアに選ばれました!」という手紙が。

自由気ままなさすらい猫が、ちょっと困っている子どもたち、悩んでいる大人たちに思いださせてくれる大切なこととは。不思議な猫が巻き起こす小さな奇跡の物語。

『我が産声を聞きに』 白石一文  ★2月の新刊( 2月15日発売)
”もう一度”人生をやり直したかったのは、あなただったのか、それとも――。


コロナ禍、夫の良治に乞われ、病院に同行した名香子。

肺がんの診断を受けた良治は、今日からは好きな人と暮らし治療をすると告げて家を出てしまう。

人生をやり直すという一方的な言い分に、20数年の夫婦生活を思い呆然とする名香子。

自らの命と真に向き合ったとき、人は何を選ぶのか。

直木賞作家渾身の作。

『猫のエルは』 町田 康 イラスト・ヒグチユウコ
猫を愛する著者による、珠玉の作品集。
単行本の扉絵・挿画をフルカラーで収録。


共に暮らす猫とねずみ。
冬に備えておいしい油をとっておきました。
しかし、猫がひとりでなめてしまい、ねずみは怒ります。
言い訳を探す猫は、王子さまが白い馬に乗ってやってくるのを見つけ――(「猫とねずみのともぐらし」)。

※著者50音順

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