小説家・お笑い芸人50人に聞きました! 大アンケート③
文字数 1,047文字
お互いに刺激と癒しを与え続ける「小説」と「お笑い」の世界。
「あの小説家にネタを作って欲しい!」「この芸人に小説を書いて欲しい!」
それぞれの世界で活躍する50名に、好きな小説・お笑いについてなど、気になるテーマで大アンケートを実施!
「この作家、あの人のファンだったの?」「この芸人の愛読書ってそうなんだ!」
あなたの推し芸人、推し作家との距離が縮まること間違いなし!
さて、気になる回答は――?
※本アンケートは、小説現代2022年12月号にて実施されました。
【小説家編】(回答順)
回答者のお名前
1. あなたの好きなお笑い番組・チャンネルベスト3は?
2. あなたの好きなお笑い芸人ベスト3は?
3. お笑いを好きになったきっかけは?
4. どんな時にお笑いに触れますか? 選び方も教えてください。
5. 自由記述欄
※記載のない項目は未回答のものです。
回答者:小田雅久仁
1. オードリーのオールナイトニッポン(ラジオ)、あちこちオードリー、全力!脱力タイムズ
2. オードリー、ハライチ、くりぃむしちゅー
3. もっとも古い記憶は、ザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』です。子供のころ、よくヒゲダンスをして遊んでおりました。
4. 仕事で疲れたときに、息抜きとしてラジオを聞いたり、テレビ番組を見たりします。好きな芸人や芸能人が出ているものや、企画が面白いと思うものを選びます。
5. 長編のユーモア小説を書いたことがありますが、人を笑わせるということの難しさを痛感し、もう二度とやりたくないと思いました。小説で人を笑わせるということは、ボケもツッコミも一人でこなさねばならず、しかも観客も目の前におらず、とくに難しいことだと思います。
~小説を書いてみてほしいお笑い芸人は? どんなものを書いてほしい?~
若林正恭さん。ご本人も小説好きを公言しており、ラジオなどでのエピソードトークを聞くと、実体験を盛りこんだ私小説風の作品などを書いたら面白いのでは、と思います。
仕事でお笑いと関わりたいという気持ちはありません。小説以上に厳しい世界だと思いますので、遠くから楽しみたいと思っております。
小田雅久仁
1974年宮城県生まれ。2009年に『増大派に告ぐ』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2013年に『本にだって雄と雌があります』でTwitter文学賞国内部門、2022年に『残月記』で吉川英治文学新人賞を受賞。
「小説現代」2022年12月号、大好評発売中!