小説家・お笑い芸人50人に聞きました! 大アンケート㉟

文字数 1,194文字

お互いに刺激と癒しを与え続ける「小説」「お笑い」の世界。

「あの小説家にネタを作って欲しい!」「この芸人に小説を書いて欲しい!」

それぞれの世界で活躍する50名に、好きな小説・お笑いについてなど、気になるテーマで大アンケートを実施!


「この作家、あの人のファンだったの?」「この芸人の愛読書ってそうなんだ!」

あなたの推し芸人、推し作家との距離が縮まること間違いなし!

さて、気になる回答は――?


※本アンケートは、小説現代2022年12月号にて実施されました。

【小説家編】(回答順)

回答者のお名前 

1. あなたの好きなお笑い番組・チャンネルベスト3は?

2. あなたの好きなお笑い芸人ベスト3は?

3. お笑いを好きになったきっかけは?

4. どんな時にお笑いに触れますか? 選び方も教えてください。

5. 自由記述欄

※記載のない項目は未回答のものです。

回答者:一雫ライオン


1. いろはに千鳥、相席食堂、吉田類の酒場放浪記


2. とんねるず、千鳥、すっちー(吉本新喜劇)


3. 幼いころ、テレビを観ることが自由な家庭で育ったことも大きいかもしれません。また小学校低学年のときはザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』が好きだったのですが、高学年になるとビートたけしさんや明石家さんまさんが出演する裏番組の『オレたちひょうきん族』が急におもしろくなってしまい、まだ当時は番組を録画できる環境もなかったので、同じ時間帯の放送だったこともあり「どちらを観たらいいんだ」と本気で悩みまして(笑)。子供ながらに大切ななにかを学んだことも大きいかと思います。「二股の概念」を初めて知るといいますか、「人間は自分自身もふくめ、裏切る」ということを知ったといいますか。とにかく時代的にも「関西弁」が黒船来襲のようにやってきた覚えがあり、東京で育っていたので、「なんかテレビが大阪に乗っ取られる!」と思いながらも関西の笑いもおもしろくて、複雑な感情だったことが、お笑いを好きになった要因のひとつだと思っています。


4. わりと行き詰まっているときが多いかもしれません。お酒を呑みながら、自動的に千鳥さんの番組を観ています。

~小説を書いてみてほしいお笑い芸人は? どんなものを書いてほしい?~


なし。理由⇒「小説」という世界に遅まきながら土足で踏みこんだ人間が恐縮なのですが、芸人さんが好きなもので、その方たちがおもしろい小説を書かれたら「ちくしょう」よりも更に下品で強い気持ちが芽生えてしまいそうで。芸人さんには、芸人さんのままいてほしい、という勝手な願望もありながらです。

一雫ライオン

1973年生まれ。俳優活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家として数々のドラマや映画などを手掛ける。2017年に『ダー・天使』で小説家デビュー。他に『スノーマン』『二人の噓』など。

「小説現代」2022年12月号、大好評発売中!

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