2024年5・6月合併号は、フレッシュな才能を大ボリュームでお届け!
文字数 1,806文字
講談社がほこる月刊エンタメ文芸雑誌「小説現代」。
最新号の見どころを一挙にご紹介します!
――存続の危機に瀕した高校の文芸部が、短歌甲子園出場を目指す⁉
三十一文字に心を乗せた、新たな青春の物語・開幕!
宮田愛萌 小説新連載 第一話「春、出逢い」
巻頭グラビア&10pにわたるロングインタビューで執筆の裏側や作品への想いを存分に語っていただきました。
さらに、「創作をめぐる旅」では脚本家・演出家として活躍する三浦香さんとの対談もお届け!
全編公開は豪華2本立て!
「母親だって、人間なんです――。」
直木賞作家・乃南アサさんが描く、5つの家族の物語『マザー』
武器は七色の声!独眼竜の手先と、謎の新興宗教の謎を追う忍者活劇
桜井真城さん『雪渡の黒つぐみ』
(第18回小説現代長編新人賞受賞作)
能登半島地震応援企画 特別鼎談
加藤シゲアキ×小川哲×今村翔吾「あえのがたり」
<特集>
宮田愛萌 春、出逢い
部活存続の危機に直面していた文芸部部長の吉徳紅乃は、ひょんなことから短歌甲子園出場を目指すことに。作家・短歌研究員でもある宮田愛萌さんによる青春短歌小説第一弾!
宮田愛萌 ロングインタビュー
創作をめぐる旅 vol.2 対談 三浦 香 ×宮田愛萌
今年の4月には、自身2作目の小説となる『あやふやで、不確かな』を刊行し、本誌でも新作小説を発表する宮田さんが、脚本家・演出家として活躍する三浦香さんから創作論をお聞きしました。
<W全編公開>
乃南アサ マザー
母親だって、人間なんですーー。これまであまりにも当たり前の存在だったはずの母たちが己の生を奪還したとき、家族と社会に待っていたものは。直木賞作家による5作からなる珠玉の短編連作。
書評 マライ・メントライン 吉田伸子
全編公開 第18回小説現代長編新人賞受賞作
桜井真城 雪渡の黒つぐみ
燃える城。裏切りのくノ一。山に潜むは異教の徒。冬の東北に蠢く“巨大な眼”の陰謀に、七色の声を操る若き忍者が迫る!
桜井真城 インタビュー
「憧れの作家の背中を追って。自分だからこそ描ける『強さ』を」
<特別企画>
能登半島大地震 応援企画「あえのがたり」特別鼎談
加藤シゲアキ×小川哲×今村翔吾
いつか立ち上がる日のために、今できること。最注目作家たちによる小説企画、始動。
<発表>
吉川英治四賞発表
第58回吉川英治文学賞 黒川博行 第9回吉川英治文庫賞 阿部智里
第45回吉川英治文学新人賞 藤岡陽子 第58回吉川英治文化賞
<シリーズ>
海堂 尊 プラチナハーケン1980 第2部
東城大学病院勤務7年目を迎えた外科医・渡海征司郎は、国際学会で初めての発表をするためオランダへ渡った。そこで彼は意外な人物たちと出会うことになる。
砂原浩太朗 江戸紫
神山藩主の不予を知らせに江戸屋敷へやってきた急使は、「持ち帰ってほしいものがある」と、なぜか滞留を命じられるのであった。
君嶋彼方 真白のまぼろし
漫画にすべて懸けてきたーーはずなのに。孤独に努力を重ねる雛の前に現れたのは、圧倒的に絵が上手いうえにクラスの人気者でもある遠野だった。
青波杏 無窮花の咲く街で(2)
京城の女学校に入学した翠。花嫁学校と揶揄されるそこは、自由恋愛を謳歌する女学生の花園だった。しかし束の間の平穏はある出来事であっさり壊されてしまう。
<読み切り>
森バジル 透けてますけど?
大学生の明比と喩依は、特異体質を持つ双子姉妹。明比のデートを尾行した喩依に思わぬ出会いが訪れる。天才肌の姉と努力家の妹、二人の運命やいかに⁉
成田名璃子 腐海の底からこんにちは
自称・属性モブの千波。クラス替えで推しカプのイケメン男子二人が斜め前の席になるという幸せすぎる事態が発生。”推しごと“に勤む千波の妄想はさらに加速する!?
<コラム>
宮田愛萌 ねてもさめても本のなか
〆切めし 村木嵐
武田砂鉄 もう忘れてませんか?
<漫画>
意志強ナツ子 るなしい
<本>
ミステリー 青戸しの
青春・恋愛小説 三宅香帆
時代小説 田口幹人
エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ
読書中毒日記 池澤春菜
今月の平台
第19回小説現代長編新人賞募集
第71回江戸川乱歩賞募集
執筆者紹介
お近くの書店さん、または電子書店さんでお求めください。