2023年7月号は、『アンデッドガール・マーダーファルス』特集!
文字数 1,822文字
講談社がほこる月刊エンタメ文芸雑誌「小説現代」。
最新号の見どころを一挙ご紹介します!
今月は、講談社タイガ発、コミカライズもされ話題沸騰の青崎有吾さん『アンデッドガール・マーダーファルス』が、7月5日(水)24:55よりフジテレビ「+Ultra」ほかにてアニメ放送が開始されることを受け、最新作2作を一挙掲載、そしてアニメ化の記念鼎談も。
最新作の一作「輪る夜の彼方へ流す子笹船」では、輪堂鴉夜がなぜ不死と呼ばれる怪物になったか、その秘密が明かされます。
黒沢ともよさん、八代拓さん、青崎有吾さんの鼎談ではアフレコの驚愕秘話も!
そして、昭和を丸ごと描く一大サーガ、奥田英朗さんの「普天を我が手に 第二部」を全編公開。
第一部を未読の方は、第一部の冒頭公開&あらすじからどうぞ。
インタビューでは、この大河ドラマ創作の秘密に迫ります。
新連載は、読書家として有名な宮田愛萌さんによる読書案内がスタート。
ほかにも麒麟の川島明さんと話題沸騰漫画『るなしい』の作者、意志強ナツ子さんとの対談など、今月号も気になる作品、気になる読み物満載です。
*次号は8・9月合併号(7月22日発売)となりますので、お早めにお買い求めください!
<アニメ放送開始直前!>
7月5日よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送開始!
『アンデッドガール・マーダーファルス』青崎有吾 特集
最新作2作一挙掲載
・輪る夜の彼方へ流す小笹船
鬼潜み闇奔る魔都平安京。まだ平凡な少女だったころの若き輪堂鴉夜は傲岸不遜で最強の陰陽師と共にいた。
・人魚裁判
ノルウェーに来た《鳥籠使い》一行。そこで出会ったのは殺人の罪で法廷に立たされた「人魚」⁉ リーガル本格ミステリ!
アニメ化記念鼎談
《黒沢ともよ》×《八代 拓》×《青崎有吾》
人気声優が生首の演技に挑戦!?
"鬼殺し"の勉強に落語を聴きまくる!?
原作者が驚愕したアフレコ事情とは?
<待望の第二部 全編公開!>
『普天を我が手に 第二部』奥田英朗
昭和元年生まれの4人が主人公の一大群像劇。太平洋戦争開戦までを描いた第一部に続き、今回は、4人の青春時代が描かれる第二部を全編公開。これぞエンタメ小説の最高峰!
奥田英朗インタビュー
「歴史を借景にして、人間模様を描きたい」
「昭和は”近代日本の青年期”なので、ドラマに満ちていて面白い」と語る奥田さん。なかなか語られることのない創作のヒントなどを、じっくり伺った。
第一部の冒頭特別公開&あらすじ紹介
期間限定で第一部の冒頭を特別公開。
また、あらすじ、登場人物紹介、年表を読めば、第1部のあらましがすっきりとよくわかる!
<新連載>
宮田愛萌 ねてもさめても本のなか
読書家として知られ、文筆家でもあり、短歌も詠む”短歌研究員”。
本好きの宮田愛萌さんによる、もっと本が好きになる読書案内。新連載スタート!
<シリーズ>
西尾維新 不来方百舌鳥の殺人まんがゼミナール2 締め切りの守り人
完全犯罪を目論むベテラン推理作家の「私」。
今後のプランを練っている最中に、不来方百舌鳥と名乗る奇妙なまんが家の訪問を受けて……?
<初登場>
坂崎かおる ベルを鳴らして
2023年最注目作家はこの人。期待の新人が本誌に登場!
タイピストの少女と中国人の先生。たった一つの活字が時を越え、海を渡る。
<小説現代長編新人賞>
特別対談 「とおまわり」こそしてみたい 水庭れん×小川紗良
ついにデビュー作が刊行された水庭れんさんと、俳優・映像作家・執筆家の小川紗良さんと対談が実現! 二人の創作への思いをじっくり語っていただきました。
<発表>
第69回 江戸川乱歩賞発表
受賞の言葉
選評 綾辻行人 京極夏彦 柴田よしき 貫井徳郎 横関 大
第70回江戸川乱歩賞募集
<対談>
麒麟 川島 明×『るなしい』意志強ナツ子
実はお笑いと紙一重? 意志強作品の真髄を語りつくす!
今、じわじわと話題沸騰中のマンガ『るなしい』。
この作品にいち早く注目してくださった麒麟・川島さんと、作者の意志強さんとの、異色対談!
<コラム>
〆切めし 夕木春央
じんせいに諦めがつかない 森川 葵
武田砂鉄 もう忘れてませんか?
<漫画>
益田ミリ ランチの時間
<本>
書評現代
ミステリー 青戸しの
青春・恋愛小説 三宅香帆
時代小説 田口幹人
エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ
読書中毒日記 池澤春菜
今月の平台
小説現代7月号は、2023年6月22日(木)発売予定。
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