2021年9月号目玉は、中間淳太インタビュー&撮り下ろしグラビアの探偵小説特集!
文字数 2,110文字
最新号の見どころを一挙ご紹介します!
暑さが続く毎日ですが、暦の上ではもう秋。
秋といえばミステリ。
ということで小説現代2021年9月号は「令和探偵小説の進化と深化」特集です。
探偵の装いで表紙&グラビアに登場するのは、ジャニーズきってのミステリ読みとして有名なジャニーズWESTの中間淳太さん。
中間さんが愛する探偵ミステリや、自身の創作活動についてたっぷりお聞きしました。
また、令和の最先端の探偵小説と「特殊設定ミステリ座談会」もお届けします。
堂場瞬一さんと林家正蔵さんのミステリ対談、四千頭身・後藤拓実さんのエッセイ『これこそが後藤』の刊行記念として武田綾乃さんとの対談など、今月号も盛りだくさんです。
<探偵小説特集>
令和探偵小説の進化と深化
魅力的な探偵像と華麗なロジックで、日々進化を続ける探偵小説。そこに近年では「特殊設定」と呼ばれるジャンルが活況を呈する。令和のミステリはどこへ向かうのか。
撮り下ろしグラビア&インタビュー 読書中毒日記特別編
中間淳太 中間淳太の推しミステリ
ジャニーズ随一の読書家が、こよなく愛するミステリとは。創作秘話も必見!
担当者の推しどころ
表紙とグラビアのほか、本読みマニアのための名物コーナー「読書中毒日記特別編」でも、中間さんが読書にはまったきっかけやそのシリーズを語っていただきました。また、恋する携帯待ち受けにまでしているキャラクターや、初めて書いた小説から作詞化した「Pinocchio」、読書と自身の創作の関係性など、ファン&ミステリ読み必読! そして、中間さんが推す傑作ミステリ3冊とは?
特殊設定ミステリ座談会
相沢沙呼 青崎有吾 今村昌弘 斜線堂有紀 似鳥鶏 若林踏
相沢沙呼 生者の言伝 城塚翡翠倒叙中編
ミステリランキング5冠の『medium』、発売即三刷10万部突破の『invert』に続くシリーズ最新作!
似鳥鶏 推理大戦 第0章 アメリカ合衆国モンゴメリー郊外
聖遺物を懸けた推理ゲームにエントリーするのは、世界中から集められた名探偵!
井上悠宇 不実在探偵の推理
藍の花を握りしめて死んだ美女。真相解明の鍵を握るのは、目に見えない“不実在”の名探偵!?
長江俊和 リヨンとリヲン
奇妙な双子だらけの村。そこに行けば双子は「本来の自分」を取り戻せるというが。
早坂吝 眠れる名探偵と雷密室
「私はだんだん眠くなる〜」入眠と催眠のパジャマ探偵、今日も元気にZzz
方丈貴恵 影を喰うもの
山に怪が棲む。怪は人を喰う。影を喰い殺す魚に立ち向かう武器は、知恵のみ。
<3号連続掲載最終回>
神永 学 心霊探偵八雲 Initial Files3 呪いの解法
御子柴岳人が八雲に任せたのは、黒板に謎の血文字が浮かぶ校内の心霊現象調査!
<最新長編2号連続掲載>
楡周平 サンセット・サンライズ(後編)
テレワークと空き家問題、新型コロナ感染症が偶然結びつけたマッチング。田舎の底知れぬ魅力で奇跡を起こせるか!?
<特別企画>
紅玉いづき 池袋裏百物語 明烏准教授の都市伝説ゼミ
前号特集では語られることのなかった、百物語の“裏”を紅玉いづきが新たに書下ろし。百話目が語り終えられた瞬間、スタジオでは一体何が起きるのか……。
担当者の推しどころ
前号特集の“裏”で、まさかこんなことが起きていたなんて…!と、衝撃間違いなしの一篇です。さらに、豪華声優陣による朗読舞台も来月開催決定。百話目が語り終えられるその瞬間を、ぜひ目撃してください!
<シリーズ>
川瀬七緒 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 緑色の誘惑
絞殺された六十五歳の女性は異常に緑色を好んだ。何が災厄を呼び込んだのか。京介は服装の変化を調べることに。
中島京子 オリーブ
向かいの家に、品のいい老人が一人で越してきた。庭を丁寧に手入れするその男は、ある日、自分が前科者だと告白するが。
畠中 恵 斑猫(はんみょう)の毒
徳川家治の嫡子家基ら一行は、広大な新井宿に鷹狩りへと出かけた。甲賀の忍者たちは、にわかにきな臭くなってきた今、西ノ丸様の警護に神経を尖らせる。
<刊行記念特集>
武田綾乃×後藤拓実(四千頭身)
『これこそが後藤』刊行記念特別対談
「先生、僕って文才ありますか? ~作家後藤への道」
担当者の推しどころ
先日、四千頭身のYontube内にて発表され、大反響だった『これこそが後藤』の単行本化! 刊行直前の今回は特別に武田綾乃さんとの対談を、ちょい見せします! 作家は後藤さんのエッセイをどう読んだのでしょう?
『チェンジ』『聖刻』刊行記念対談
堂場瞬一×林家正蔵
ミステリがなければ生きていけない
作家デビュー20周年を迎え多くの人気シリーズを手がける堂場瞬一さんと、愛読者の落語家林家正蔵さん。ミステリマニア初顔合わせ!
