ドラマ化記念!日本で最も愛される探偵・城塚翡翠特集【小説現代10月号】
文字数 2,315文字
講談社がほこる月刊エンタメ文芸雑誌「小説現代」。
最新号の見どころを一挙ご紹介します!
10月号の目玉は、いま日本で最も愛されている探偵・城塚翡翠特集。「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」「本格ミステリ大賞」などミステリ5冠を達成し、ミステリの概念を変えたといわれている相沢沙呼さんの『medium 霊媒探偵城塚翡翠』に登場する探偵、城塚翡翠ワールドの魅力を余すとこなくお伝えいたします。
本作のTVドラマがいよいよ10月より放映開始されることを記念して、主演を務める清原果耶さんにインタビューも行いました。
広がる「翡翠」ワールドはTVドラマだけに留まりません。そのクオリティの高さに話題となったオーディオブックで、翡翠役を演じた声優・古賀葵さんと原作者・相沢沙呼さんの特別対談、また、月刊「アフタヌーン」で連載が開始する清原紘さんによる漫画版『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の第1話を、なんと「アフタヌーン」に先駆けて本誌で最速公開!
さらに本誌初登場、西尾維新さんの新シリーズにもご注目。
最新シリーズ「不来方百舌鳥の殺人まんがゼミナール」が開幕します。発売直後に早くも話題沸騰の怪盗ミステリ『怪盗フラヌールの巡回』も冒頭をお届け!
ほかにも、発売たちまちベストセラーとなった凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』のスピンオフ「春に翔ぶ」、超人気YouTuberであるぶんけいさんこと、柿原朋哉さんによる初の長編小説『匿名』の抄録とロングインタビュー、恩田陸さんの「理瀬」シリーズ最新作、斜線堂有紀さんの改変歴史をテーマにしたSF短編など、今月号も話題作が目白押しです。
旬の話題作が読める「小説現代」で、秋の夜長をゆったりとお楽しみください。
<ドラマ化決定記念「城塚翡翠」特集>
10月16日(日)よる10時30分~ 日本テレビ系 連続ドラマ放送開始!
『城塚翡翠』特集
原作小説はシリーズ累計55万部突破! オーディオブック・コミカライズ・実写ドラマ化。いま日本で最も愛されている探偵・城塚翡翠を総特集。
①城塚翡翠役 清原果耶インタビュー
「繰り返し見たときにも発見があるように」―― 城塚翡翠役を務める清原果耶さんの感じた翡翠の魅力や、役への意気込みを思う存分語っていただきました。
②シリーズ最新短編 春の佩帯(はいたい) 相沢沙呼
屋上に誰かがいる。身を投げようとした少女を阻止しようと少年は駆けつけるが、そこで目にしたのは思いもよらない光景だった。「城塚翡翠」シリーズ最新作!
③古賀 葵×相沢沙呼 特別対談
オーディオブックで城塚翡翠役を演じた声優・古賀葵さんとの対談が実現。「耳から楽しむ」翡翠ちゃんの可愛さも、聴き逃し厳禁!
④漫画『medium 霊媒探偵城塚翡翠』第1話最速全編公開 (漫画:清原 紘)
9月24日(土)発売の月刊「アフタヌーン」新連載をどこよりも早く公開!
<初登場&二作同時掲載>
その男はやって来る。人生でもっとも、来てほしくない瞬間に。
西尾維新 不来方百舌鳥(こすかたもず)の殺人まんがゼミナール
十年間連れ添った人気まんが家を殺してしまったチーフアシスタントの「わたし」。後付けで計画した完全犯罪の結末は……?
新シリーズ第一弾
西尾維新 怪盗フラヌールの巡回 抄録
亡き父親の正体は大怪盗だった――!? 長男の「ぼく」は、傷ついた弟妹と愛する乳母のため二代目怪盗フラヌールを襲名。持ち主にお宝を戻す“返却活動”を開始する。
<大人気作品スピンオフ>
8月に発売されるやいなや、発売即重版10万部突破となった『汝、星のごとく』。
そのスピンオフ作品が登場!
凪良ゆう 春に翔ぶ
瀬戸内の島で出会った高校生の櫂と暁海。彼らをそっと支えた高校教師の北原。彼の過去には一体何が……?
<新刊発売!>
柿原朋哉インタビュー 世の中へのメッセージを、エンタメの物語に包み込んで。 聞き手・吉田大助
超人気YouTuber・ぶんけいが、本名の「柿原朋哉」名義で小説家としてデビュー。
初長編小説『匿名』刊行までの思いに迫る!
柿原朋哉 匿名 抄録
渋谷の屋上で命を絶とうとしていた越智友香を救ったのは、Fの歌声だった。Fへの思いが生きる原動力となった友香だったが、彼女は覆面アーティストだった。Fを追い続けた友香は、衝撃の事実を知ることになる。
<読み切り>
斜線堂有紀 一一六二年のlovin' life
これはifの世界線――もし、平安時代の和歌が”詠訳”して詠まれるものだったら。名歌人と名高い女性・式子内親王と名もなき女房の、恋歌を巡るSF物語。
<シリーズ>
恩田 陸 絵のない絵本
日本を離れ、理瀬はイギリスで生活基盤を築いていた。そんな中、ヴァカンスのために訪れた国で、理瀬はある騒動に巻き込まれてしまう。「理瀬」シリーズ最新作短編!
畠中 恵 毒の噂
大沢あたりの鷹狩場で、鷹狩りの準備のために訪れた鳥見役ら大勢がひとときに倒れ、なんと四人が亡くなった。毒が使われたのか? 弥九郎たちは奔走する。
<エッセイ>
森川 葵 じんせいに諦めがつかない
<コラム>
〆切めし 青羽 悠
武田砂鉄 もう忘れてませんか?
<漫画>
益田ミリ ランチの時間
意思強ナツ子 るなしい
『競争の番人 内偵の王子』ちょい読みコミック 原作・新川帆立 マンガ・サヌキナオヤ
<本>
書評現代
ミステリー 青戸しの
青春・恋愛小説 三宅香帆
時代小説 田口幹人
エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ
読書中毒日記 池澤春菜 今月の平台
第17回小説現代長編新人賞 1次選考通過作品発表
小説現代10月号は、2022年9月22日(木)発売予定。
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