『とにもかくにもごはん』文庫化!(小野寺史宜)

文字数 541文字

小野寺史宜さんの『とにもかくにもごはん』が文庫化、そして即重版!と大好調です!

うまくて泣ける、心温まる短編集を、ブックソムリエ猫のスピンと、買い主のシオリがご紹介!

狭間シオリ:アラサー会社員

スピン:ブックソムリエ猫

シオリ&スピンのアフタートーク!
はぁ~、我ながらおいしかった! 「クロード子ども食堂」のメニュー、すごくヘルシー。レシピ本出してほしい。
肉食男子としては、ちょっと物足りないな……。ハンバーグなのにお肉が入ってないなんて!

波子さんたちが、毎回工夫してくれてるんだよ~。献立を決めてるのは厨房担当の多衣さんだったよね。もし続編があったら、多衣さん視点のお話も読んでみたい。
食堂にかかわるどの人にもドラマがあったね。子どもも大人も同じメニューを囲んだ時に、皆の緊張がホッとゆるむ感じがよかったな。
安全な場所で、温かいご飯が食べられるって、大事なことだなぁ。
ところでシオリ……。
ん?
さっきから見て見ぬふりをしてたんだけど、キッチンに洗い物が山積みになってない?
き、気のせいじゃないかな…?
しかたないな~、ボクも手伝うから、後片付けしよ!
子ども食堂を舞台に、市井の人々の生きづらさと希望を描く、読んで「美味しい」老若男女群像劇の傑作。
描いた人:藤沢チヒロ(@uwabamic

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