『観覧車は謎を乗せて』(朝永理人)

文字数 1,099文字

いま話題のあの作品を、マンガでひとかじり!

ブックソムリエ猫のスピンと、飼い主シオリが話題の本をあーだこーだとご紹介します。

気になった作品があったら、ぜひ本をお手にとってくださいね。


今回ご紹介するのは、『観覧車は謎を乗せて』(朝永理人)

狭間シオリ:アラサー会社員

スピン:ブックソムリエ猫

シオリ&スピンのアフタートーク!
観覧車、楽しかった! ボク初めて乗ったよ。
富士山までよくみえたね~、夕焼け綺麗だった!
2周目のてっぺんで、ちょうど夕焼けもピークだったね。
1周回ってきたからこそ!
2周目が味わい深い!
うんうん。『観覧車は謎を乗せて』だと、2周目では「あの人のセリフはこのことを言ってたのか…!」とか、「窓から見えたものも実はヒントになってたのか…!」とか、発見することが多かった。そういえば、同じ小説を連続二回読みって初めてだったかも!
謎解きが始まった第3章の構成もよかったね。舞台の演劇を見てるみたいなテンポ感で、目の前を観覧車がくるくる回っているような目まぐるしさと楽しさ!
作者の朝永さん、「このミス」大賞で受賞して、これがデビュー二作目なんだよね。次の作品も楽しみだよ。
作中の高校生が着てる「翡翠色のセーラー服」、珍しいなと思って読んでたけど、著者の朝永さんのデビュー作はその学校が舞台らしい。
少しずつ繋がった物語、ファンはうれしいんだよなぁ!
今回紹介した本は……


『観覧車は謎を乗せて』

朝永理人

宝島社文庫

770円(700円+消費税10%)

描いた人:藤沢チヒロ@uwabamic

登場人物紹介

登場人物はありません

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