(57)海猫沢めろん【大谷吉継】
文字数 510文字
現代を代表する作家・漫画家・学者・舞台で活躍する芸人やタレントの方たちに、好きな戦国武将のアンケート調査を実施いたしました。
激動の令和において、人気のある武将は果たしてだれなのか?!
海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん)さん
──1975年大阪府生まれ。兵庫県姫路市育ち。『キッズファイヤー・ドットコム』で第59回熊日文学賞受賞。近著に『パパいや、めろん 男が子育てしてみつけた17の知恵』がある。
【わたしの好きな戦国武将】
大谷吉継
負け戦覚悟で友のために関ヶ原に臨む姿勢と病に侵された身。滅びの美学が詰まっているところが良いですね。愛読している漫画『風雲児たち』のせいで、顔を白い布で覆った弁慶みたいなやつ……という印象があったのですが、「采配のゆくえ」という関ヶ原の戦いを舞台にしたゲームのなかで、めっちゃ美形に描かれており、「なるほど、確かに病弱キャラだからこういう解釈もあるな」と感心しました。最近では「戦国無双」でも、病気はどこへ行ったんだ……というような活躍をしており混乱しますが、まあ戦国武将はみんなフィクションみたいなものなので気にしないようにしてます。