(61)嶋津輝【浅井長政】

文字数 516文字

現代を代表する作家・漫画家・学者・舞台で活躍する芸人やタレントの方たちに、好きな戦国武将のアンケート調査を実施いたしました。

激動の令和において、人気のある武将は果たしてだれなのか?!

嶋津 輝(しまづ・てる)さん


──1969年東京都生まれ。2016年「姉といもうと」が第96回オール讀物新人賞を受賞。19年、受賞作を収録した『スナック墓場』が刊行。

【わたしの好きな戦国武将】


浅井長政

前世占いで「領主の妻」と言われたことがありますが、現世では支配階級の男性にとんと縁がないせいか、戦国武将にはあまり食指が動くことなく過ごしてきました。その中で好きな武将を強いて挙げれば浅井長政でしょうか。氷の美女・お市を妻に迎え良好な家庭を築いた人間力、義理に厚いゆえ若くして悲劇的な最期を迎え、しかも敵が義兄であったドラマ性、妻子の命の保証を求めた男気、さらにどうやら優男らしい、と、乙女心やSっ気をくすぐる要素を兼ね備えた男性でありますが、これらは大河ドラマで長政を演じた時任三郎や宅麻伸の印象によるところが大きいです。実際はどんな人だったのでしょうか。お市ともども現物を見てみたいものです。

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