(47)横関大【真田幸村】

文字数 525文字

現代を代表する作家・漫画家・学者・舞台で活躍する芸人やタレントの方たちに、好きな戦国武将のアンケート調査を実施いたしました。

激動の令和において、人気のある武将は果たしてだれなのか?!

横関 大(よこぜき・だい)さん


──1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書にフジテレビ系列にてドラマ化された『ルパンの娘』のほか、『ピエロがいる街』『沈黙のエール』などがある。近著は『ルパンの星』。

【わたしの好きな戦国武将】


真田幸村

十歳くらいのときにジュニア向けの本で読んだ、真田十勇士の活躍に胸が躍った記憶がある。猿飛佐助ら忍者たちの戦いには手に汗を握り、大坂夏の陣での散りゆくさまには子供ながらに滅びの美学を感じたものだった。ちょうどその頃、NHKの新大型時代劇で『真田太平記』の放送が始まり、毎週楽しみに観ていたのだが、猿飛佐助も霧隠才蔵も出てくることはなかった(似たようなキャラは出てくるが、全員が地味)。真田十勇士が架空の存在だと知って、かなりのショックを受けた。それでも真田幸村は源義経と同じく、悲劇のヒーローとして、僕の中で君臨し続けている。

登場人物紹介

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